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ドングリ拾い、クヌギの苗木の植樹が行われました

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平成27年11月4日(水)に信州大芝高原(上伊那郡南箕輪村)のみんなの森でAFCの小林元准教授と研究室の学生4名と南箕輪小学校、南部小学校1年生とのドングリ拾いが行われました。この活動は、松くい虫対策や多種多様な森づくりを行うことを目的に、南箕輪村が大芝高原の一部を針葉樹から広葉樹へ樹種転換していく取組みの一環で、今回が4回目とのことです。この日は、大芝親林自然保護の会の方10人と一緒にドングリ拾いのお手伝いをしました。木の根元の落ち葉をかき分けて、クヌギの丸いドングリとコナラの細長いドングリをたくさん拾い、お互いに見せ合う様子が見られました。この日拾ったドングリは来春まで冷蔵庫に保管し、来年5月頃に農学部苗畑に蒔く予定とのことです。

また、翌日の11月5日(木)には南部小学校4年生とコナラの苗木を信州大芝高原みんなの森に植樹しました。この苗木は4年前に大芝高原内で拾ったドングリを、土を詰めた牛乳パックで1年間栽培し、翌年農学部苗畑に植栽して2年間育てたもので、森に返して子供たちと共に成長して豊かな森にしていく活動です。小学生は2人1組になり、70cm~100cm高に育った苗木の根先から枝分れしているところまでが入る深さまで、スコップを使用して力いっぱい地面を掘り下げ、苗木を引っ張りながら土に定着させる作業を約1時間かけて行いました。木の根が張り巡る森の土を掘るのは労力が必要で、農学部の学生たちと大芝親林自然保護の会の方々は様子を見ながら励まし、一緒に掘る手伝いをしていました。小林准教授は「頑張って植えてくれた苗木が立派な木へ育つのに十数年と時間がかかります。みんな(小学生)が大きくなって親になった頃にいい森になると思うので、木が育つ様子を大芝に来た時に何度も見に来てください。」と子どもたちに伝えていました。

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