平成24年度 高冷地フィールド科学演習 III を実施しました(9月3日~6日)

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飯盛山ハイキングの様子
飯盛山ハイキングの様子
キャベツの食味試験
キャベツの食味試験
乳牛についての講義
乳牛についての講義
そば打ち体験
そば打ち体験

9月3日から6日にかけて、「高冷地フィールド科学演習III」が農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)野辺山ステーションにおいて開講されました。

 

公開講座としても開講されたこの演習には、本学農学部の食料生産科学科、森林科学科、応用生命科学科の学生のほか、他学部、長野県看護大学、日本獣医生命科学大学、東京農業大学など、様々な分野を学ぶ学生が参加しました。

 

受講生は、野辺山の農業やその歴史について学んだ後、野辺山ステーションで、キャベツや大根、スイートコーンなど様々な野菜について、実際に収穫をしながら学びました。また、マメ類の皮むきなども行い、高冷地ならではの作物に触れることができました。

 

キャベツに関しては、収穫物の食味試験も行いました。10品種のキャベツを準備し、食べ比べて品種による味・香り・食感などの違いを評価しました。参加学生はキャベツにも多くの品種があることに驚いたり、味の違いを確かめたりしていました。また、品種により病害への耐性が違うことなども学び、農家の方が戦略的に生産を行うために、品種を選んで生産していることなども知りました。
畜産については、クローン牛や乳牛について学びました。また、乳牛については、野辺山ステーションの近くにある八ヶ岳牧場で、搾乳やバター作りについて体験を通して学びました。

 

野辺山高原は農業や酪農が盛んなだけでなく、豊かな自然も多く残されています。飯盛山へのハイキングで野辺山高原の自然の豊かさに触れながら、標高の高い場所に自生する植物を観察し、高冷地特有の植生を学びました。
このほか、AFCで栽培・収穫されたそば粉等を用いて、そば打ち、うどん打ちを体験し、受講生全員が自ら打った麺を味わいました。

 

8月から9月にかけて行われた3つの演習(演習I演習IIおよび本演習III)で、作物栽培・家畜飼育と農畜産物の加工・消費にいたるまで、様々な段階について実際の体験を通して学び、食料生産の重要性や将来について学ぶことができたのではないでしょうか。

 

AFC野辺山ステーションでは、高冷地特有の気候を活かした農作物の栽培や畜産に関する研究を進めています。今後も、食料生産から消費までの一連の流れを学生が実体験を通して学べる教育を実施していきます。

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