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平成30年度「高冷地生物生産生態学演習」を実施しました

お知らせ農場系の実習

キャベツの収穫
キャベツの収穫
乳牛への給餌体験
乳牛への給餌体験
シバヤギの管理
シバヤギの管理

1.演習名
「高冷地生物生産生態学演習」

2.実習目的
農学に関する広い知識・技術および信州の豊かな自然環境を活かした持続的食料生産に関する基礎的知識を修得することを目的とする。また,高冷地野菜と畜産を組み合わせたフィールドを有するAFC野辺山ステーションにおいて,生物生産実習を中心に合宿形式の演習を実施しすることで,「生産現場」を教材にした農業現場や「食」,「環境」に幅広い理解を深め,集団生活を通し豊かな人間性構築を目的とする。

3.実施日程
平成30年9月3日(月)~6日(木) 3泊4日

4.実施場所
農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)
野辺山ステーション

5.担当教員
岡部繭子助教,関沼幹夫助手,春日重光教授,濱野光市教授

6.参加人数
29名(東京農工大学1名,山梨大学1名,埼玉大学1名,
信州大学農学部26名) 

7.スケジュール
生物演習スケジュール.jpg

8.概要および成果
上述のスケジュールに基づき、「高冷地生物生産生態学演習」を実施した。

本演習は本学農学部以外の農学系および非農学系の学生が広く受講できる演習である。高冷地の植物生産ではキャベツの収穫・出荷およびソバの調整と複数の作物の生産に触れ、さらに農家やJA施設の視察を通し高原野菜の生産・流通を学んだ。また、講義ではキャベツの食味試験を、食品加工演習ではそば打ちを実施し、フィールド実習で扱った作物を味わい、作物生産と食の関わりについて理解を深めた。高冷地での動物生産としては、乳牛への給餌体験、搾乳体験の他、牛乳加工体験(バター作り)、シバヤギの管理を実施した。自然観察では、野辺山ステーション内の植生について観察を実施した。本演習は大型の台風が接近する中での実施となり、演習全体を通して農業を取り巻く厳しい環境や「食」に関する理解をより深めることができた。

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