医学教育学

概要

21世紀に入り、医学教育は、

  • 「経験・勘・根性」から、心理学や行動科学などの理論に基づいた 「計画的デザイン」へ、
  • 教育者が知識を一方向的に注入する「受動的活動」から、自ら学び成長し続けられる医療者を育成する「主体的活動」へ、
  • 教育者が何を教えたかを重視する「履修主義」から、学習者が何を獲得したかを重視する「修得主義」へ、
といった変革を迎えている。
このような中、本学では、医学教育研修センター教員が中心となって、最先端の医学教育学を医療専門職育成の場に導入する実践活動や研究に取り組んでいる。

 

研究テーマ

医学教育の究極の目的は、高い知的レベルと強靭な倫理観をもった医療者を育成することにあるが、その実現は必ずしも容易ではない。
本講座では、学習者のモチベーションの掘り起こしと維持・高揚、膨大な医学的知識と高度な医療技術の理解と修得、医療者にふさわしい行動規範の涵養を実現するため、下記の医学教育実践研究に取り組んでいる。

  • 医療従事者の地域啓発活動への関与
  • カリキュラム改革が学生に与える影響
  • PBL、TBLをはじめとするアクティブラーニング方略の探索
  • 学生集団の成績を経年的に把握できる試験問題システムの開発(県内企業との共同開発)
  • 診療参加型臨床実習における知識・技能・態度の総合的評価手法
  • 保健学科との多職種連携グループ授業の開発
(医学教育実践については医学教育研修センターのページをご覧ください。)

 

スタッフ

医学教育研修センターのページをご覧下さい。

 

研究室の所在及び連絡先

場所:医学部基礎棟1階
連絡先:医学教育研修センターのページをご覧下さい。

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