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東谷 祐樹さん(M2)が2021年繊維学会秋季研究発表会にて優秀ポスター発表賞を受賞

2021.12.21


11月18・19日にオンラインにて開催された2021年繊維学会秋季研究発表会において、大学院総合理工学研究科 繊維学専攻 化学・材料分野 機能高分子学ユニット修士課程2年の東谷 祐樹さん(後藤 康夫 研究室) が、優秀ポスター発表賞を受賞しました。
今回は58件のポスター発表中、12件が受賞しました。受賞者一覧はこちらからご覧いただけます。


受賞題目: 水ミストを用いた再生セルロース繊維の高速紡糸化


発表概要: 環境問題もあいまって世界的に生産量が大きく伸びている再生セルロース繊維は、生産性の指標となる紡糸速度が低いことが欠点です。本研究では、従来我々が行ってきたイオン液体を溶媒に用いたセルロース溶液紡糸における紡糸速度の大幅な向上を目指しました。具体的には、従来法では凝固剤である水による液抵抗が紡糸速度増加を妨げる要因となっていましたので、"水ミスト"に切り替えることで速度向上を試みました。その結果、これまでの最高紡糸速度を一気に5倍以上(850m/min)高めることができました。また得られた繊維は高結晶配向性・高強度で、従来法で作製した再生繊維と比べて良好な耐フィブリル性を有していることも明らかにしました。

東谷さんのコメント: この度、繊維学会秋季研究発表会において優秀ポスター賞を賜る運びとなりました。栄誉ある賞をいただき、心より光栄に思います。後藤先生をはじめ、研究室の皆様および関係者の方々に深く感謝申し上げます。本研究は「再生セルロース繊維の紡糸速度」に着目し、凝固に水ミストを用いて紡糸を行うことで、紡糸速度の画期的な向上に成功しました。また、得られた繊維は良好な耐フィブリル性を有していました。本研究は再生繊維の利用拡大に繋がると考えられており、安心安全な社会の実現に寄与されることを期待しています。

      

                                      研究室で自作した溶液ブロー紡糸装置の横で

※本研究に関するお問い合わせは化学・材料学科後藤 康夫 教授(ygotohy@shinshu-u.ac.jp)までお願い致します

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