地球学コース 概要紹介

地球学コース概要紹介動画

地球学コースの特徴を動画で紹介します。

地球学コースとは

・地球学は、地球の過去・現在の姿を明らかにして、かけがえのない地球と私たちの将来を考えるうえで必要な情報を提供していく学問分野です。

・火山・地震・台風・干ばつ・熱波・洪水などの災害に対処し、地球の営みを多角的に捉えるために、より広く、より深く学ぶことを目指して、従来の地質科学から地球学への展開を進めています。

・現代の社会では、必要な資源を確保しながら環境の保全をはかるなど地球規模の課題に取り組むために、地球に関する知識を増やすことが求められています。地球学コースでは過去を記録した鉱物、岩石、地層そして化石などを教育と研究の素材にしています。

地球学コースの教育

地球学での“学び”
・信州大学の位置する長野県は、急峻な地形をなし、活発な隆起が続く北アルプス、現在も活発な活動が続く火山群、過去1500万年間の地殻変動が記録されているフォッサマグナなど、日本でも有数の変動域に位置しており,地球科学を学ぶ場として、絶好の位置にあります。

・このような自然環境を生かすために、本コースのカリキュラムは野外実習を重視した編成となっています。たとえば北アルプスや南アルプスといった地域に実際に出向いて、その場で学習を進めることができます。
カリキュラムの特徴 〜実習を重視した教育〜
・自然の姿を正しく理解するために、実習を重視することを第一の教育方針としています。

・1年生から新入生ゼミや講義・実習を通じて実際の自然に触れる機会を持つことができます。

・2・3年生では地球学の基礎を学ぶために、多数の講義や実習に参加します。この中で、野外実習や地質見学は2・3年生で50日以上行われ、春・夏・秋の授業期間中には、ほぼ毎週、野外へ出かけることになります。

・これらの分野を習得することで、地球学の果たすべき現実的な課題に対処し得る能力を身に付けることができます。

野外実習が気になった方は 特徴的な授業紹介ページへ
地球学コースで行われている研究
・地球学コースで進められている研究分野は、地殻変動、活断層、古生物、火山、岩石、鉱物、資源、地層、古環境など多岐にわたります。

・さらに社会人の生涯教育と環境防災問題などへの社会的な要望に積極的に応えることにより、研究教育内容の発展と研究成果の社会的普及を図っています。

地球学コースの研究が気になったら Pick up!研究紹介ページへ
学生はどのように研究しているの?
・4年生から研究室に配属されます。研究室で教員、大学院生、同級生らとともに、1年間をかけて興味のある1つのテーマに取り組みます。

・海外のフィールドに調査に出かけたり、国内の研究機関にある機器を借りて分析を行うこともあり、他大学や他研究機関の研究者や学生らとの関わりも増えていきます。最後は自身のテーマについて卒業論文にまとめ、研究成果を発表します。

地球学コースでの学生生活を知りたい方は,学生インタビューページへ
MENU