地球学コース 特徴的な授業

地質調査法実習ではどんなことをするの?

地質調査法実習では,実際に足で測量して地図を作成します。またその際に,各場所の地層を観察し,どこにどのような種類の地層がどの程度広がっているかを調べます。自分で地図を作ることは地質調査の基礎であり,この授業を通してその方法を身につけていきます。
大学のすぐ近くには様々な種類の岩石が見られます。実物を観察し,地層から情報を読み取る力を習得します。

足で距離を測定するってどうするの?

まずは自分の歩幅を予め測っておきます。

自分の歩幅を予め測っておくことによって,歩いた歩数が何メートルに相当するか推定できます。クリノメーターという器具で調べた方角とこの歩いた距離の情報から,地図を作ることができます。
動画の中でも,一歩一歩慎重に学生が歩いている姿が見られたと思いますが,歩幅を間違えてしまうと距離が大きくずれてしまい,結果,正確な地図が作れなくなってしまいます。最初は難しく思えますが,だんだん慣れてきますよ。

ピックアップアイテム

クリノメータ

この授業では必須アイテム
方角や傾斜などを調べることができます。
動画でも多くの学生が使用していましたね。
クリノメータをじっと見ている姿が,いかにも地質調査をしてる!って感じですね。
地球学コースに入学したら,ヘルメット,ハンマーとともに,必須のアイテム!

この授業でどんなことを学んでほしいですか?

まずは外に出る楽しさを知ってほしいですね。
天気の良い日は北アルプスが遠くに見えて,とても気持ちがいいです。
みんなでワイワイ話しながら実習をするので,ぐっと仲良くなりますよ。
MENU