研究会運営・参加・発表・のお知らせです。2017年6月22日（木）～23日（金），信州科学技術総合振興センター（SASTec）て電気学会マグネティックス研究会が開催されます。本研究室から下記５件の発表を行います。

1) MAG-17-062/LD-17-030 環境磁界発電に向けた電力管理モジュールの基礎検討

　　　伊東元気,田代晋久,脇若弘之（信州大学）,熊田貴夫,沖島顕一（富士電機）

2) MAG-17-063/LD-17-031 カプセル内視鏡用磁気誘導磁石のための磁石配列の検討

　　　二俣昌樹,田代晋久,脇若弘之,水野　勉（信州大学）,大宮直木（藤田保健衛生大学） 3) MAG-17-064/LD-17-032　　磁気シールド利用へ向けた単管のシールド性能測定

　　　山下貴紀,田代晋久,脇若弘之（信州大学）

4) MAG-17-067/LD-17-035　　ポータブル環境磁界発電モジュールの検討 　

　　　長谷川拓真,伊東元気,田代晋久,脇若弘之（信州大学）,熊田貴夫,沖島顕一（富士電機）

5) MAG-17-068/LD-17-036　　ステップ応答法を用いた Φ9,Φ18 コイルによる金属板判別法の検討

　　　藤田竜司,皆方快公,田代晋久,脇若弘之（信州大学）,中村善宏,松藤　宏,齋藤脩平（富士電機）

1)と4)は本研究室が中心となって提案を進める環境磁界発電に関する共同研究成果の発表です。環境磁界から発電する部品のための発電モジュールと電力管理モジュールに関する報告です。2)は平成27年度磁気健康科学助成金の補助も受けたカプセル内視鏡に関する医工連携の共同研究成果の発表です。日本でも保険適用が開始されているカプセル内視鏡に磁石を装着せず磁気誘導を行う取り組みに関する報告です。3)は電動化が進む自動車や飛行機の安全性向上に貢献するための研究発表です。ホームセンタ等で手に入る材料を活用し，キーパーツとなる電流センサ等の磁気応用部品の磁気シールドを検討した報告です。5)は磁気を利用した高速かつ非接触な金属判別方法に関する共同研究成果の発表です。コイルサイズの違いによるステップ応答法による判別結果の違いを報告します。

※　昨年同様，田代研究室総出で研究会を運営します。