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今日のできごと 令和2年9月11日 『"記念すべき"児童総会』

"記念すべき"児童総会』

令和2年9月11日

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 「記念すべき児童総会になりました」
 この言葉は、9月10日(木)に行われた児童総会の終わりに、小池副校長先生が、児童会役員に向けて、全校に向けて届けられた言葉です。
 今年度、新型コロナウイルス感染症の影響から、児童会活動を行うことができないでいました。授業時数の確保、学年をまたいだ交流によって感染リスクが高まってしまう。そういったいくつかの要因から、児童会活動に対してのためらい、自粛が優先されていました。しかし、夏休みが明け、児童会役員を任されている6年生の思い、熱意も伝わり、心配されていた要因もクリアできることから、児童会活動がようやくスタートし、この日、『児童総会』が開かれました。3つの学年が集うことはできないため、オンラインによる児童総会となりました。児童会の役員たちは学習センターに集合し、そこで発表される各委員会からの活動計画を、各教室で視聴する形でした。
 池田児童会長をはじめ、各委員長は、カメラを見つめながら活動計画を発表し、その発表を、4年生、5年生、6年生が、それぞれの教室で画面を通して聞きました。対面式ではありませんでしたが、画面から伝わる各委員長の願いを、みんなと過ごす教室からひとりひとりが受け止める、そんな場面が見られました。
 児童総会なので、質疑応答も行われました。質問が始まるまでに、しばらくの"間"が生じる瞬間がありました。近くにいた池田児童会長を見つめると、つばを飲み込み、まわりに気づかれないようそうっと、深く深呼吸をしていました。そんな一瞬の場面からも、この児童総会にかける思い、仲間の(各学年の)意見に真剣に、そして真摯に受け止めようとする思いが伝わってきました。こんな意見もありました。

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 この発言を聞いて、私自身が温かくなりました。6年生からの発言でした。これまで過ごしてきた長野小学校の放送委員会の"声"や放送の内容を知っているからこそ、スピーカーから聞こえてくる朝の放送に元気をもらい、帰りの放送を聞くことで、一日の幕が下りる。少しでも"あの頃"に戻って欲しい。そんな願いが込められていたのかもしれません。
 右の写真は、児童総会が終わった直後の写真です。児童会担当の竹内先生が、学習センターのモニターを閉じた瞬間、児童会役員ひとりひとりの緊張感が解けたのでしょう。「ふ~~~~」「終わった~~~~」安堵の声が、同時多発的に聞こえてきました。本気だったからこそ、この一瞬にかけていたからこその、正直な声でした。
 令和2年度児童会。大開幕です。期待大です。