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学校・児童の様子

今日のできごと 令和2年7月13~17日 「分散参観日」

「分散参観日 ~最終日~」

令和 2年 7月17日

 今週一週間、分散での授業参観へお越しいただき、ありがとうございました。特別ではなく日常の授業の様子をご覧いただきました。通常日課登校になってから1ヶ月半が経ちました。お子さんの学校での様子はいかがだったでしょうか。また、授業参観の感想等ありましたらお寄せください。
 3年1組では、国語「部首について学ぼう」の授業でした。雌ヤギのさくらの2匹の赤ちゃんの名前決めをしている子どもたち。「姉弟のつながりを考えて決めたらいいのではないか」というアイデアから,さらに名前を考えている子どもたち。子どもたちは,既に部首を使って名前のつながりを考えていましたが,大きな分け方として部首には「へん」と「つくり」があることに気付きました。そして,全ての部首の中からどのような「へん」と「つくり」があるかを調べていきました。「へんの方がつくりよりも多いよ」「どうして,つくりは少ないの」「日が2つあるけど,意味も同じなの」とつぶやきながら分けていく子どもたち。次の時間は,漢字辞典を使いながら,さらに部首それぞれがもつ意味に迫っていきたいです。

 3年2組は,理科「光とかげ」「光のせいしつ」の授業でした。
 総合的な学習の時間に取り組む『野菜づくり』で使っている畑にはある問題が...。それは,そばにある大きな木のせいで午前中の日当たりがよくないこと。何とかできないかな?とみんなで考えていると,「鏡を使えばできるよ」と教えてくれました。「光は鏡で反しゃできること」「光はまっすぐ進むこと」この2つの光のせいしつを利用しながら,理科室で畑と木,そして太陽を再現しながら実験しました。
 動かせない太陽からの光を,鏡の向きを変えながら反しゃさせ,それを次の鏡にうまくリレーして...。試行錯誤しながら最後には,「お,きたー」畑に光を届けることができました。

「分散参観日 ~4日目~」

令和 2年 7月16日

 分散参観日4日目、4年生は「理科」の授業を行っていました。今年度、本校では、理科研究テーマを「自然事象に魅力を感じながら、科学していく子ども」とし研究実践を重ねています。今日は、どんな不思議や発見があったのでしょうか。
 4年1組では、丸底フラスコをお湯につけると、風船やシャボン液がふくらむ様子に出合った子どもたちが「どうして風船やシャボン玉がふくらむのか」について自分説をもち、班ごとに実験を行いました。「本当にフラスコの中の温度が上がっているのか」と疑問をもち温度計で調べたり、「空気が出ているとすれば、フラスコの口から出ているはずだ」と手をかざしたりして、あたためられた空気の存在に気づいていきました。また、36℃(体温)くらいでも膨らむこと、フラスコに水をかけると逆にシャボン液が下がっていくことなど、新たな発見もありました。
 実験後には追究地図に「してみたこと」「やってみてわかったこと」「それに対する考え」をまとめていきました。

 4年2組では、「小さな生き物の体のつくりを観察しよう」を行いました。一人一台の顕微鏡で、大池から採取した微生物を観察しました。前回の観察で「口ってあるのかな」の疑問から、「口あったよ」「手みたいな触角あった」「体の中で何かが動いてた」など発見したことを共有して、口や触角、中の様子などの体のつくりに注目して観察をしました。
 肉眼でも何かが動いているのは見えているのですが、顕微鏡を使って、ピントや位置を合わせるのに苦労しました。光が足りないよと、明るさを求めたり、スライドガラス上の水分を少なくしたりと工夫しながらやっとみえるようになると、「あ!見えた!!」「みてみて!いたよ!ミジンコ」と笑顔がこぼれました。「2種類いるよ。タツノオトシゴみたいな形」、「触角があってさ、これを動かして泳いでいるんだよ」「口みたいにとがってるところがあった」「おしりから何かでてるんだけど」「心臓みたいなもの動いてる」と小さな生き物の体のつくりを発見することができました。

「分散参観日 ~3日目~」

令和 2年 7月15日

 本校では、1~6年生がALTの先生と一緒に外国語(外国語活動)を学んでいます。分散参観日3日目は2年生が「ALTと共に対象をみつめながら、英語を楽しんでいく子ども」をテーマに、Zain先生と一緒に楽しみながら英語の音やリズムに触れていく外国語の授業を行っていました。
 これまで、Zain先生と色を使って遊んだり、色についての絵本を一緒に読んできた2年1組。先週出合った「あおくんときいろちゃん」というレオ=レオ二の絵本から、「色を混ぜたらおもしろそうだな」と願い、Zain先生とビュンビュンゴマをつくって、回して見える色を楽しむことになりました。 参観に来てくださったお家の皆さんにも穴開けサポートをしていただきながら、一人一人が自分で選んだ色で作ったビュンビュンゴマ。「何色になるのかなぁ」と期待を寄せながら回そうとするのですが、なかなかうまく回りません。「むずかしいなぁ」と何度も挑戦しているうちにコツを掴んでいくと、「いろんな色が見えるよ」「(これ)わたしの色」「ぼくのはトカちゃん(トカラヤギ)色」と、何度も遊びながら回すことによって生まれる色を楽しんでいました。

 2年2組では、Zain先生のふるさと南アフリカの文化について学びました。南アフリカは、「レインボーネーション(虹の国)」と呼ばれ、数多くの民族が互いに尊重し合いながら生活をしているそうです。その中で、独自の文化を持つ「Ndebele(ンデベレ)」について学びました。ンデベレの文化は、様々な色を使った洋服を着たり、建物の外壁を鮮やかに彩ったりします。その色や模様には、ンデベレ文化の価値や喜びなどの心情を表しているということです。子どもたちは、Zain先生の話を、興味を持ちながら聞いていました。そして、今日はそのンデベレ文化の模様に挑戦してみました。子どもたちは、様々な色を使って自分だけの模様を描きました。とても鮮やかに描かれた作品には、三角をつなげたことや赤色をたくさん使ったこと、漢字を取り入れたり、飼育している羊のよつばなど、一人ひとりの工夫がありました。これもンデベレ文化が持つ価値につながると思いました。



「分散参観日 ~2日目~」

令和2年7月14日

 本日、分散参観日2日目、5年1組は、標高の高い土地「嬬恋村」についての授業でした。嬬恋村村民憲章がキャベツを図案化していること、「嬬キャベちゃん」というゆるキャラが嬬恋村宣伝部長に任命されていること、そしてJA嬬恋の黒岩さんのお話から夏秋キャベツ生産量が全国1位だということについて知った子どもたちは、「嬬恋のキャベツって有名なんだ」と思うと同時に、「どうしてキャベツなんだろう」と考えたくなっているようでした。「どこも作らないから自分たちが作るってことかな」、「気候が関係あると思うよ」「村長さんが好きなんじゃないかな」と自分たちの考えをつぶやき始めた子どもたちと、嬬恋村のキャベツについて、そして人々のくらしについて一緒に考えていきます。

5年2組は、「音楽~リズムロンド~」の授業でした。叩く場所で音が変わることを生かして,まるでドラムを叩いているかのように演奏できる「カホン」。今年は一人一台用意することができました。4つのグループに分けてそれぞれのリズムに合わせたり,曲に合わせて叩いたりして演奏しました。違うリズムが重なる面白さや,曲と全員の息がピッタリ合う心地良さを味わうことができました。最後にピタッと音がそろったときは「ふぅー!!」との歓声も。演奏が終わると手の平は真っ赤ですが,それでもまた叩きたくなってきます。全員で合わせるだけでなく,少し複雑なリズムの個人演奏にも挑戦しています。今後もいろいろな曲を楽しんでいきたいと思います。

「分散参観日」

令和2年7月13日

 本日から、3密を避けた形で分散参観週間が始まりました。一日1クラス8人程度に限定してご参観いただきました。
 一年生にとって初めての参観日。1年1組では、あさがおの観察の授業でした。朝、登校してくると、「あさがおを見てくるね!」とベランダへ向かう子どもたち。授業の前半も、あさがおの観察からはじまりました。「発見、発見。あのね、わたあめみたいな、ふわふわした葉っぱが出てきたよ」と、この日のあさがおの様子を話していました。虫眼鏡でじっくりと見つめ、あさがおの小さな変化に驚いたり喜んだりしている子どもたちもいました。
 授業後半では、きれいなあさがおが咲くのを心待ちにしながら、「ぼくのあさがおは、黄金色(こがねいろ)」と、思い思いに自分のあさがおのぬりえをしていました。

 1年2組は音楽の授業でした。「うたまつり」と称して、ひとりひとり机に座って、元気に楽しくからだで表現しながら歌をうたいました。参観してくださっていたお母さん・お父さん方からは拍手をいただき、さらに張り切ってうたっている姿がありました。
 授業の後半は、校歌「信濃の国」を歌いました。はやく最後まで歌えるようになりたいなという願いのもと、歌詞をみながら、ひらがな一文字一文字をおいながら、一生懸命歌っていました。校舎の3階まで響く声でうたってみようと大きな声で歌うと、授業の最後には「楽しかった~!もっと歌いたいな」という声が聞こえてきました。