令和6年度寄附者を対象とした学長懇談会を開催しました
令和7年11月28日に,松本キャンパスにおいて,信州大学知の森基金「学長懇談会」を開催いたしました。この催しは,知の森基金の貢献会員以上のご寄付をいただいた方をお招きし,本学の取り組みや基金を活用した地域社会における学生の活動状況について,毎年,寄附いただいた皆様と学長が懇談を行っているものです。
当日は基金担当の林副学長から,基金を活用した学生支援実績と事業報告を行い,中村学長が令和 6 年度の特別貢献会員,功労貢献会員,貢献会員の法人 2 社,個人 1 名の方に対し,感謝状と記念品の贈呈を行って謝意を申し上げました。
ご支援いただいた学部学生 2名と博士課程の学生から,勉学や研究活動に専念することができたことへの御礼と,大学での活動成果に基づく今後の目標についての報告がありました。吉川建設奨学金事業のご支援をいただいた学生から,勉学に邁進できたことの御礼と,資格試験の受験や建造物の調査見学なども行ったことの報告がありました。学生社会活動支援事業のご支援をいただいた学生からは,実社会をフィールドとした活動によって,広く地域の方々と交流し,社会課題に対する考えが深まったことの報告がありました。お越しいただいた寄附者の方々は,学生一人ひとりの言葉に耳を傾けられ,ご寄附されたきっかけや信州大学に纏わるエピソード,今後期待することなどをお話しされました。
記念撮影の後,中央図書館と地域活性化人材育成事業(通称:SPARC事業)の施設を見学いただきました。図書館では,9月に開始したばかりの図書館支援事業の説明や,先輩学生が後輩学生の学習を支援するピアサポート事業の説明があり,自習室での学生の勉学の様子,大学の所蔵する貴重な標本などをご覧いただきました。SPARC事業では,学生実習用の工作機械を設置したコーナーで,オリジナルコースター製作の実演を見学いただきました。大学教職員や学生と寄附者との活発な会話が交わされ,学生が実際に暮らしている大学施設の見学を楽しまれました。
(学長懇談会出席者による記念撮影)
(学生による活動報告の様子)
(寄附者一人ひとりから本学や学生に向けてお言葉を頂きました)
(学生より作成したオリジナルコースターを寄附者へお渡ししました)



