令和5年度寄附者を対象とした学長懇談会を開催しました
令和6年11月11日に、令和5年度の寄附者の方を対象とした信州大学知の森基金「学長懇談会」を松本キャンパス中央図書館2階セミナー室にて開催いたしました。学長懇談会とは知の森基金の貢献会員以上の皆様をお招きして、知の森基金の活動報告を行い、本学の取り組みや基金の活動について学長と懇談いただくものです。
はじめに、知の森基金担当の林副学長から令和5年度の支援実績等の事業報告があり、続いて知の森基金の顕彰制度に基づき、令和5年度功労貢献会員及び貢献会員のうち、今回ご出席いただいた法人4社の方に感謝状の贈呈が行われました。
その後、これまでにいただいたご支援に対して中村学長から感謝の言葉が述べられ、引き続き、支援を受けた学生3名による活動報告の発表がありました。外国人留学生に対する支援を受けた留学生からは、日本でのボランティア活動を通して恩返しをしていきたいという思いや、日本での就職を目指したいという希望を語っていただきました。さらに、大学入学時に支援を受けた学生からは、支援されていることを感じてより一層大学生活への意欲が増した経験や、将来は自らも誰かの助けになる仕事がしたいという今後の目標をお話いただきました。最後に海外活動に対する支援を受けた学生からは、支援により留学生活がより実りあるものにできたことや、記者という夢を叶えたいという抱負が語られました。寄附者の方は一人ひとりの学生の言葉に耳を傾け、大変感心されているご様子でした。
学生からの報告の後は、寄附者の方から一言ずつ、寄附をしていただいたきっかけや信州大学に関するエピソード、信州大学に期待することなどについてお話しいただきました。
惜しまれつつも時間となったため、最後に記念撮影を行った後、知の森基金の発展と学生への充実した支援を願い、第一部の学長懇談会は閉会となりました。
第一部の終了後は第二部として、「中央図書館」と「自然科学館」の施設見学にご参加いただき、図書館職員及び自然科学館の山田館長から普段の学生の様子や大学に残る貴重な標本などをご案内いただきました。寄附者の方からも施設利用の状況や展示品に関する積極的なご質問があり、大変和やかな雰囲気の中で終了時間いっぱいまで各施設を見学いただきました。
(学長懇談会出席者による記念撮影)
(学生による活動報告の様子)
(寄附者一人ひとりから本学や学生に向けてお言葉を頂きました)
(自然科学館の施設見学の様子)