ご寄附のお願い

大学の使命を果たすために

信州大学 学長 中村 宗一郎

国立大学法人の経営は、国からの運営費交付金、学生からの入学金や授業料、企業等との共同研究費、受託研究費、受託事業費、附属病院の診療報酬に加え、ステークホルダーと呼ばれる様々な団体や個人の皆さまからの寄附金によって支えられています。本学では、ステークホルダーの皆さまからのご寄附があってはじめて経営が成り立っているといっても過言ではありません。まずはステークホルダーの皆さまに心より厚く御礼を申し上げます。

言及するまでもないことですが、寄附金は、寄附される方の深い思いがこもっています。例えば、科学技術の進展を期待してその研究分野の教員へ頂いたもの、人材育成プログラムに共鳴してその事業を担っている教員や組織へ頂いたもの、学部の発展を願って卒業生から学部に頂いたもの、附属学校園の維持発展を願ったもの、附属病院での先進医療や地域医療の進展を期待したもの等、実に多岐に渡っています。寄附内容にご不明な点がございましたら、お問い合わせ先まで遠慮なくご連絡ください。

信州大学は、2013年(平成25年)、経済的に困難な学生を支援する目的で「知の森基金」を創設しました。この基金は、学生のグローバル展開力を涵養するための海外活動支援や留学生の生活支援経費としても活用させていただいています。この間、多くの団体や個人の皆さまから多額のご寄附を頂きました。加えて、2020年(令和2年)5月に開始した知の森基金「新型コロナウイルス緊急学生経済支援」には多くの皆さまから、心温まるメッセージと共に多額のご寄附を頂きました。感謝の念に堪えません。ここに改めて、厚く、深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

繰り返しになりますが、皆さまからのご寄附は、現在、信州大学の使命を果たすために無くてはならない重要なものとなってきております。どうぞ引き続き格別のご支援、深いご理解を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

信州大学 学長 中村 宗一郎

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