ホーム > トピックス一覧 >

トピックス詳細

トピックス

信州大学総合工学系研究科(博士課程)修了の中根孝浩さんがジョイント・ディグリー制度による、本学初の2つの学位を取得しました

11年03月25日

ジョイント・ディグリー制度とは、経営大学院のグリーンMOT教育プログラムで09年度より実施されているものです。総合工学系大学院(博士課程)の学生は、本制度を活用して、博士号に加えマネジメント修士を同時取得できます。
(詳細:http://www.shinshu-u.ac.jp/graduate/im/mot/mot.htm

今年度、総合工学系研究科物質創成科学専攻分子機能材料工学講座(大石修治研究室)で学んでいた修了生、中根孝浩さんが、博士と修士2つの学位を取得しました(3月20日)。信州大学ではジョイント・ディグリー制度による初めての2つの学位を取得した修了生となりました。

中根さんは、研究を進める上で経済の動向や顧客ニーズを理解していくことが大切と考え、経営大学院でも学ぶことを選びました。午前から夕方にかけては、博士課程のために時間を過ごし、夕方から夜にかけては経営大学院で学ぶという毎日を過ごしました。
「理系と文系という研究方法が異なり、それぞれに特有の難しさがありました。しかしまじめに、そして真摯に取り組めば、必ず結果がついてくることがわかり ました。また、どんなに忙しくともモチベーションが維持できたことで自信を持つことができました。無事卒業でき、研究のご指導をいただいた諸先生方に深く 感謝しています」(中根さん)

中根さんが2つの分野で学び得たことは、ご自身の仕事を大きく展開させ、社会に貢献されていくことになることでしょう!期待しています。