コアサイト紹介
景観計画を契機とした地域づくりと耕作放棄地の解消
【地域】 岐阜県恵那市 中野方

岐阜県恵那市中野方町は、棚田百選に選ばれた「坂折棚田」も存在する世帯数500余、人口1,750人余の中山間地域である。
恵那市では、2008年から市全域の景観計画の策定が行われ、その中で、中野方町では、「農山村地域の景観は、農林業生産の持続とそこでの生活を通じて育まれるもの」とのコンセプトのもと、農山村の特色を活かした景観計画が策定された。
このサイトでは、計画作成のあり方や農山村地域での最大の課題である耕作放棄の解消の検討が目指されている。計画作成にあたって、地域全域の農業的土地利用とその変化の実態把握と地域住民による各種活動が把握された。地域を総合的に捉え、「景観」を柱に地域活性化の計画のありかたを検討し、耕作放棄地の発生・拡大が、様々な分野に関連し、それらの関連をふまえた対応が必要であることを実証する。
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- 2011.08.08中野方町景観計画

