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『2011信州大学FD講演会 大学教育における「書くこと」 ~苦手になるメカニズムと教育的対処について』開催のご案内

2011.11.09 【 FD / FD / センターからのお知らせ / センターに関するイベント 】  【開催日/ 2011年12月06日 】


  「書けない」あるいは「書くのが苦手」な学生たちに対して、大学としてどのような教育的対応をしていけばよいのか、ということは、初年次教育だけではなく学士課程を通じての大きな課題となっています。
  そこで、『「書くのが苦手」をみきわめる』の著者である渡辺哲司氏を講師に迎え、「書くのが苦手」のメカニズムや調査・分析結果の紹介、「脱苦手」を目指した授業の実践例について講演をしていただき、今後の「書くこと」の教育について考える機会とします。

◆期日:平成23年12月6日(火)15:00~17:00
◆会場:信州大学松本キャンパス 旭会館3階大会議室
※各キャンパスへ下記のとおり遠隔隔配信を行います。
   教育学部:図書館2階視聴覚室
   工学部:SUNS会議室
   農学部:SUNS会議室
   繊維学部:SUNS会議室
※その他,高等教育コンソーシアム信州の各大学に遠隔会場を設置します。
◆対象者:学内教職員及び県内大学教職員
◆タイムテーブル(詳細は変更の場合あり)
   15:00-15:10 全学教育機構長挨拶
   15:10-16:40 講演
    『大学教育における「書くこと」~苦手になるメカニズムと教育的対処について』
     渡辺 哲司(文部科学省初等中等教育局教科書調査官)
   16:40-17:00 質疑応答
◆主催:高等教育研究センター
◆共催:全学教育機構
◆本件連絡先:学務課教務グループ   0263-37-3166 (内線)811-2266


【講師紹介】
現職:文部科学省初等中等教育局教科書調査官
東京大学大学院教育学研究科修了。専門は「発育・発達学(子どものからだ)」。開成高校非常勤講師、九州大学アドミッションセンター講師、同高等教育開発推進センター准教授を経て、現在に至る。
九州大学在職中は、AO入試や初年次生向けの授業を担当。その中で、大学新入生が抱く、文章表現に対する「苦手感覚」に着目し、その研究に取り組み、教育の実践において大きな成果をあげている。その成果報告として、2010年に『「書くのが苦手」をみきわめる 大学新入生の文章表現力向上をめざして』(学術出版会)を出版し、大学初年次教育に新たな視点を示している。

【著書紹介】
『「書くのが苦手」をみきわめる
大学新入生の文章表現力向上をめざして』(学術出版会)

本書で渡辺氏は、文章(レポート)作成時に、つまり「書くこと」に対して学生たちが抱いている「苦手意識」に注目している。本人たちが思っているほどひどい文章を書くわけではないのに、苦手意識をもっている学生は多い。それはなぜなのか?本書で対象となっているのは「初年次教育」を受けている学生たちである。学生の抱える苦悩の根本的な問題に正面から向き合い、「苦手意識のメカニズム」についてのデータ分析を進め、そこに発生する問題への対処法を考えつつ、具体的な実践例を挙げている。
巷にあふれる「レポート作成術」や、書くための「マニュアル本」とは異なり、実践を通して集められたデータから導き出した教育的視点ならびに教育法は、初年次教育や「書くこと」の教育現場に限らず、大学教育全体に新たな視点を与えるものであると言えよう。

 

★事前申し込みは必要ありませんので、当日各会場までお気軽にご参加ください★

 

 

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