今年入職して2年目になった方に「1年を振り返って」というテーマで、ざっくばらんにお話を聞いてみました。
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1年経って、入職後すぐのことを思い出して頭に浮かぶのは、学生の時にイメージしていた看護師の業務とは思っていた以上に違っていた、ということです。自分自身の知識・技術がまだまだ不足していること、患者さんとのコミュニケーションが思ったようにできず、むずかしいと感じたことを思い出します。
4月は日勤のシャドウイング、5月には夜勤のシャドウイングをし、日勤と夜勤の患者さんの様子、病棟の雰囲気や業務の違いを経験しました。夜勤中は、患者さんはお休みになっている時間とはいえ、受け持つ患者さんの人数が日勤より多い、看護師の人数は少ない、など、夜勤のシャドウイングを経験してわかることが多々ありました。
思うようにできない自分に落ち込んだ時期もありました。その時期には先輩によく声をかけてもらい、自信がない技術は先輩に何度も見てもらいました。「大丈夫できるようになっているよ」と見守ってもらい、先輩たちに支えてもらいながら、徐々にできることが増えてきて自信につながってきたと思います。また同期で話すことも息抜きや支えになっていると感じています。同期がいるのはとても心強いです。
患者さんに「ありがとう」と言ってもらったり、患者さんの笑顔を見たり、退院される患者さんと関わったりする中で、看護師をやっていて良かったと感じることが増えてきました。
学生の時の学習をベースに、学生の時に経験がない診療科については臨床の課題を先輩に教えてもらいながら自己学習もしています。まだ自信があるとは言えませんが2年目になって新たな課題も見えてきたので、先輩に聞きながら経験を積み重ねていこうと思っています。
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悩みながら、周囲のサポートを受け自分で考え成長してきた様子が伝わってきました。
「継続は力なり」ですね。