10年後の社会経済活動を牽引するリーダーとは

今求められている人材とは

高度に発達した科学技術に支えられている現代社会。その一方で、環境やエネルギー問題、成長や格差の問題など、多種多様な課題に直面しています。今後の更なる発展により、新たな問題に直面することもあるでしょう。
そのような問題を解決するには、高い専門性を持つだけではなく、多元的な課題に潜む物事の本質を見極め、課題解決法を見出し、それを先導できる人材が求められます。
社会の多種多様な課題に立ち向かうには、ある特定の分野で高い専門性を有することはもちろん、全体を俯瞰してその専門性を別の分野で活かせる力を持った、新しいタイプの人材が必要になります。

今求められている人材とは

養成する人材像

本プログラムでは、地域資源としての「エネルギー・水・食料」の自立(律)循環型コンパクトライフラインの実現を目指して、以下に示す人材を養成します。

新しい社会インフラを想像するという高い理念と信念を持った新規産業創成リーダー
・エネルギー、水、食料のコンパクトライフライン要素技術や運用技術によるビジネス創成
・要素技術の異分野応用による新規ビジネスへの展開(モバイル分野、メディカル分野など)
コンパクトライフライン社会インフラの構築を担う地域活性化リーダー
・コンパクトライフライン社会インフラの社会実装に貢献する地域リーダーや行政マン
・エネルギー、水、食料の地産地消ビジネスによる地域活性化
持続可能な社会インフラの構築を担う新興国グローバルリーダー
・アジア・アフリカ諸国をはじめとする新興国で新しい社会インフラ構築に貢献
・テクノクラートとして新しい社会インフラ政策の立案に貢献

習得知識・能力

新しい社会インフラを創造するという高い理念
・世界レベルの地球環境問題、エネルギー、水、食料の世界的な課題に対する深い理解
・サスティナビリティの概念の理解
・持続可能な社会経済活動を支える社会インフラのあるべき姿の深い理解と、新しい社会インフラの建設に貢献するという強い信念
基礎と応用を俯瞰する能力(充分な基礎学力と先端分野の深い専門性、応用展開力)
・深い専門性とそれを支える充分な基礎学力
・研究の成果を応用につなげることのできる応用展開力
エネルギー・水・食料の地域循環ライフラインをグローバルな視点で見ることのできる能力
・コンパクトライフラインにおけるエネルギー、水、食料の相互関係の理解
・自立(律)循環型ライフラインを複雑系システムとして捉え、資源の有効活用、省エネ、節水といった観点でシステム全体を俯瞰して見ることのできる能力
新規産業を創生する能力
・コンパクトライフラインの要素技術やシステム運用などの高度な研究開発力
・新規ビジネスを展開するためのマーケティングを始めとする技術経営(MOT)能力
・産学官連携、異業種連携など異分野連携を推進するリーダーシップ能力
新しい社会インフラを社会実装する能力
・コンパクトライフラインを社会実装するための関連政策の理解、また、政策に反映できる能力
・コンパクトライフラインを実現するためのことづくりやプロジェクトを推進できる能力
・地域に分散する資源(人、物、資金)を結び、地産地消ビジネスに展開できる能力
グローバル・リーダーとしての国際性
・その国の社会構造、民族性、文化や社会インフラの課題に対する深い理解
・国際ビジネスを展開するためのネットワーク力
・国際コミュニケーション力

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