総合理工学研究科トップ>お知らせ>科学技術政策特論(理研)第6回 11月8日(水) 「バイオエンジニアリングでの高性能シミュレーションへのチャレンジ」「ピコテクノロジー技術が切り開くものづくり新産業の創成」
◆講義概要:
「バイオエンジニアリングでの高性能シミュレーションへのチャレンジ」
生体は時間や長さのスケールが異なる様々な現象が複雑に絡み合っています。これまでは、個々のスケールや現象毎に研究を行っていました。京コンピュータという大規模で高性能な計算機の登場で、異なるスケールや現象を組み合わせる研究が可能となり、より詳細な現象の解明が可能となって来ました。京コンピュータ向け高性能シミュレーションソフトウェアの研究開発を通じて、スーパーコンピュータの動向とその性能を引き出すソフトウェアについて解説します。
「ピコテクノロジー技術が切り開くものづくり新産業の創成」
先端光電子デバイス、天文観測機器、先端医療デバイスに関わるものづくりには光・電子や粒子線の制御になじむナノレベルの加工精度が要求されます。また、加工対象物のサイズは、マイクロレベルからメートル級へと及ぶ広範囲なものとなります。こうした厳しい要求の実現には、先端的な機械加工の躍進が著しく、さらにはピコ領域へと進化が望まれます。本講義では、これらの加工事例を中心に、これまでに開発したプロセス技術を紹介します。
◆講師の研究詳細:
講師の研究内容についてはこちらからご確認ください。
理化学研究所HP:野田 茂穂 (情報基盤センターユニットリーダー)
理化学研究所HP:大森 整 (大森素形材工学研究室主任研究員)
◆開講日時:平成29年11月8日(水) 3・4時限(13時00分~16時10分)
◆講義場所:
主会場
遠隔聴講会場
長野(教育)キャンパス 附属次世代型学び研究開発センター(1*)2階遠隔講義室
※上記 9*、C3*、2*、5*、1*は、各キャンパスマップにおける該当建物の番号です
◆科学技術政策特論の概要:
科学技術政策は、今日、人類が直面する環境、エネルギー、食料などの問題の解決や、イノベーションを通じた経済の活性化と密接な関係を持っています。この 授業では、科学技術政策に係る基本的な知識を習得するとともに、次代を担う研究者・技術者に期待される役割について考える機会を提供します。本年度は特に「理化学研究所に見る最先端研究の動向」を副題とし、理化学研究所から、様々な自然科学分野の第一線研究者 を講師に招いて、国の科学技術政策や世界の研究動向、科学者の自発的・自律的な研究の意義などをお話し、次代の科学者・技術者へのガイドとしたいと思います。
◆講義の全体紹介
科学技術政策特論概要
理研科学技術政策特論案内ポスター(PDF)
◆講義シラバス
科学技術政策特論シラバス
◆本講義の問合せ先
本講義に関する問い合わせは下記までお願いします。
総合理工学研究科長野(工学)キャンパス
工学部学務係 026-269-5050 kogakumu_d*shinshu-u.ac.jp
信州大学理化学研究所連携研究室
riken*shinshu-u.ac.jp (*を@に変えてください。)