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生命医工学専攻

概要

生命・医療・健康・福祉分野の現実課題を系統的に解決できる高度な専門技術者を育成する。講義による知識修得だけでなく実験・実習や現場でのインターンシップ科目を通じて、課題設定能力、実行力、理解力、課題解決力を修得できる体系的カリキュラムが組まれている。
学位:修士(医工学)


生命医工学専攻 入試情報

生命医工学専攻 カリキュラム(履修プロセス概念図)

教育・研究の理念と目標

本専攻は、医学・工学・繊維学・農学・理学連携により、学部の垣根を越えた実践型研究教育を実施し、異分野の研究者と大学院生が同じテーマで共に学ぶシステム(異分野融合教育・人と場所の流動型教育)を構築し、下記の社会に資する人材を育成します。

  • 稀有の実体験により、産学官連携研究を推進する特殊知識・技能をもつオンリーワン人材
  • 製品開発能力をもつ大学研究者・医学的知識をもつ企業研究者などの人材
  • 知的財産などを含めた産学官連携イノベーションマネジメントの専門人材
  • レギュラトリーサイエンスの専門人材
  • 国際舞台で活躍する研究者

育成する人材像と養成する能力

育成する人材像

  • 少子高齢化社会に対する健康・社会・医療・創薬分野で活躍する理工農医学系高度専門技術者
  • 医療福祉分野において製品開発能力と医学的知識を合わせ持つ企業等の国際舞台で活躍できる開発研究者
  • レギュラトリーサイエンス(科学技術の成果を人と社会に役立てることを目的に、根拠に基づく的確な予測、評価、判断を行い、最も望ましい姿に調整するための科学)において国際舞台で活躍できる理工農医学系高度専門技術者

養成する能力

  • 医学・理学・工学・繊維学・農学分野の基礎知識に加えて健康・福祉・医療・創薬領域の専門知識とそれらに支えられた総合的課題解決能力

おもな進路

各種企業(医療機器関係、精密機械・器具関係、薬品関係、食品関係、電気機械・器具関係、電子部品・デバイス関係、一般機械・器具関係、情報機器関係、化学工業関係、繊維工業・紡績関係等)、医療機関、教員、公務員、進学(大学院博士課程)

取得できる資格

  • 中学校教諭専修免許・高等学校教諭専修免許(理科)

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

生命医工学専攻は、医学・工学・繊維学・農学・理学の学士課程で身につけた基礎的な科学技術の素養に基づき、健康・福祉・医療・創薬分野で活躍する高度専門職業人、研究開発者等に必要とされる高度な専門知識、実践的技術力、並びに情報収集・分析能力、情報発信能力及び批判的思考力を含む研究手法を身につけることを目標としています。これを達成するため、学士課程において未修得である生命医工学を学ぶ上で必要な医学・工学・生物学などの基礎を修得させる科目を用意するとともに、各専門分野の教育を行います。また、実践的教育を充実させるために、学内外の施設を利用したインターンシップを実施します。学位論文の作成を中心に、セミナー、講義、実験・実習・演習などからなるカリキュラムを策定しています。

信州大学大学院 カリキュラム・ポリシー

総合理工学研究科 カリキュラム・ポリシー

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

生命医工学専攻では、研究科および生命医工学専攻の目的に則り、以下の知識と能力等を充分培い、かつ、分野ごとに定められた修了判定基準に適う知識と能力等を有する学生に「修士」の学位を授与します。

  1. 健康・福祉・医療・創薬分野の研究者・技術者として科学・技術を発展させるための幅広い見識と健全な倫理観
  2. 環境調和社会、知識基盤社会を多様に支える健康・福祉・医療・創薬分野の高度な専門知識と実践的技術力
  3. さまざまな課題に対処できる高い情報収集・分析能力とグローバルな情報発信能力
  4. 深い専門知識に基づいて自らの思考や妥当性を論理的に説明できる批判的思考力

信州大学大学院 ディプロマ・ポリシー

総合理工学研究科 ディプロマ・ポリシー

アドミッションポリシー(入学者受入れ方針)

アドミッション・ポリシーは、入試情報ページをご覧ください。
生命医工学専攻 入試情報

信州大学大学院 アドミッション・ポリシー

総合理工学研究科 アドミッション・ポリシー