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山岳地域環境科学専攻

日本を代表する山岳地域にある信州の自然環境は多様で変化に富んでいる。山岳地域は気候条件が厳しいだけでなく、地形も急峻で、環境の地理的変化、時間的変動も大きい。
本専攻では、信州大学の立地条件を活用し、山岳地域の形成および環境変動に関わる基礎研究から環境保全や防災などの応用研究まで含めた総合的教育・研究を進める。

山岳地域環境科学専攻の専攻概要

山岳地域環境科学という新しいフィールド研究分野の世界的研究拠点をつくることを目指し、研究成果を社会に還元するとともに、これに関連した高度専門技術を修得した人材を育成して国際、国内および地域に貢献しうる教育研究体制を構築するために、次の4部門を設けている。

大気・水・生物環境科学部門
山岳地域における大気環境、水圏環境および生物環境についての教育・研究を行う。

地殻環境科学部門
山体を構成する物質の解明、山岳の形成と浸食、それに伴う災害及び防災、山岳地域に記録された過去の環境記録から読む環境変動についての教育研究を行う。

地域環境共生学部門
山岳地域から中山間地域にいたる領域での自然環境と農林業生産および生活環境の共生システムの創造に関する教育・研究を行う。

環境創生構築学部門
自然と人間の融合・調査を考慮した社会環境創生・構築へ向けての科学的な手法についての教育・研究を行う。

  • 大気・水・生物環境科学
  • 地殻環境科学
  • 地域環境共生学
  • 環境創生構築学

山岳地域環境科学専攻の理念

信州は、日本有数の山岳地という多様性と変異性に飛んだ自然環境に置かれている。そこでは、他の地域に見られない多くの種類の自然現象と人間活動の複雑な相互作用をほぼ自己完結する形で見ることが出来る。気候条件が激しく、地形も急峻な山岳地域は環境変化に対して極めて敏感である。
本専攻は、そうした山岳地域の環境変動に関する、過去から未来への時間軸に添った基礎研究とともに、環境共生研究、さらには望ましい環境保全や防災の方法の開発までも含めた総合的教育・研究を勧めることを目指す。そして、山岳地域の環境問題に対応することから出発して全地球の環境問題にも対応できる科学技術能力を備えた専門家を養成する。

山岳地域環境科学専攻の教育方針

山岳地域環境科学専攻では、地球環境に関する総合的視野を持つ高い倫理性を備えた高度な知識を身につけた専門職業人を育成するために、講座や専攻の枠を越えた幅広い分野での講義、演習の受講を促し、多角的な学際領域における幅広い識見を修得させる。

山岳地域環境科学専攻の進路

山岳地域環境科学を基礎とした環境への配慮を具備した中核的研究者および技術者として活躍している。

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山岳地域環境科学専攻に所属する教員

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