シンガポール工科大学との国際交流プログラムを実施しました。

 令和元年7月22日から26日にかけて,シンガポール工科大学(Singapore Institute of Technology,SIT)理学療法学科の学生10名を受け入れ,医学部保健学科学生との国際交流プログラム(Shinshu Health Science World,SHSW)を実施しました。
 今回の受入れプログラムは,医学部保健学科では初めての取組となります。保健学科とSITは,保健学科夏期海外研修プログラムにおける訪問先として,平成28年から交流があり,さらなる連携を目指し平成30年に締結した学部間交流協定に基づき,本プログラムが実施されました。
 令和元年度は,SIT理学療法学科学生10名が来学し,まず5日間の内容についてのオリエンテーションを行いました。その後に,医学科・保健学科の合同新入生ゼミナールや保健学科理学療法学専攻の授業に参加し,理学療法学専攻の学生や本年度夏期海外研修プログラムとしてシンガポールに派遣する本学学生との交流を深めました。また,プログラム参加にあたり学長に表敬訪問し,意気込みや学びたい内容等について学長と意見交換しました。さらに,附属病院リハビリテーション部や県内の医療機関等を訪問し,日本の保健・医療・福祉の現状を実際に体験したほか,日本の文化を知ってもらうことを目的に,松本城や美ヶ原高原美術館等の施設見学も行いました。
双方の学生アンケートの結果から,今回のプログラムは,保健学科学生,SIT学生双方にとって有益な活動であることが確認されたため,今後も積極的に推進していきたいと考えております。

学長表敬訪問 SITに行く本学学生との交流
本学学生とSIT学生との医療・教育・文化等に関する情報交換 本学学生とSIT学生との演習の様子