医学部・大学院医学系研究科の魅力
入学者座談会(2013年)
保健学科新入生座談会(2013年)
この春、保健学科に入学したばかりの2013年度の新入生が、保健学科4専攻から各2名、総勢8名が大集合。信大医学部保健学科の受験を考えている受験生に向けたメッセージを座談会形式で語り合ってもらいました。
和気あいあいとにぎやかに始まった座談会は、ときに脱線、ときにゆるーく進みながらも、耳の痛い厳しい意見も!?
2013年5月24日 松本キャンパスにて
信大医学部保健学科を志した理由を教えてください
石川 子どもが大好きで、障害を持った子どもに関われる職業に就きたかったので、作業療法学を選びました。
志村 作業療法士っていうのは、身体の機能を失って生活に困っている人を生活の中に戻すお手伝いをするんです。
石川 入浴とか生活のお手伝いね。リハビリは理学療法士の仕事。
石原 私は理学療法学ですが、高校のときに部活でケガをして、それから理学療法士を意識するようになりました。出身の栃木には医学部がなかったんですが、オープンキャンパスで信大に来て、雰囲気が気に入っちゃいました。
石坂 僕の場合、人の役に立つ仕事がしたいっていうのもあるけど、以前、講演会で見た理学療法士がカッコよく見えて(笑)。それがきっかけですかね。
赤津 私は看護学ですけど、入院したとき看護師にとても助けられて、私もこういうふうになりたいって思ったんです。
荒井 医師が治療なら、看護師は治療の補助。患者さんを精神的に助けるのが仕事だと思っています。信大を目指したのは、一人暮らしとウインタースポーツをやりたかったからかな(笑)。
伊藤 確かに松本は山が近くてびっくり。特に経験もなかったけど山岳部に入っちゃいましたよ(笑)。検査技術科学を目指したのは、母が看護師だっていうのもあるし、長野出身なので信大に対する憧れっていうのもありますね。
浅井 昔から分析や実験が大好きなので、検査技術科学は前から考えていました。静岡には検査技術学の専門がなかったので、周囲の県で探してました。
石川 地元に信大があるっていうのはやっぱり大きいよね。県外は考えてなかったですよ。
赤津 将来的には、医療従事者が不足している長野県の地域医療の手助けができればっていうのもありますね。
受験を振り返って
石原 私たちのときは倍率が高かったんですよね。
石川 前の年は低かったのに。倍率は年度により波があるからそんなに気にしなくてもって思います。
志村 募集人数が少ないからね。倍率とか考えている時間があったら、少しでも勉強しろってこと。
石原 倍率が高くてもビビらないで、どーんと強気でかかってこいよ!って感じ(笑)。
志村 要は点数を取るしかないんだし。
赤津 偏差値ばっかり気にしていると煮詰まっちゃいますよね。私の場合、将来はこんな看護師になりたいっていう、将来なりたい自分をイメージすることが勉強を続けるモチベーションになってましたよ。
伊藤 保健学科はセンター試験で「物理」「化学」「生物」から2つ選べばいいんだけど、入学すると一般化学を学ぶことになるんです。僕は化学をやってなかったから、入ってからがきついです......。受験には関係なくても、勉強しておいたほうがいいと思うよ。
石川 生物もやっておかないと本当に大変!
荒井 今は座学でひたすら勉強って段階なので、「化学2」「生物2」をやっていた人のアドバンテージは大きいよね。
浅井 受験は結果がすべてかもしれないですけど、努力することが将来につながっていくんだと思ってがんばってほしいですね。
キャンパスライフ
石原 オープンキャンパスで最初に信大に来たときにも感じたけど、信大ってみんな仲がいいよね。
志村 1年生は全学共通の共通教育だから、他の学部の人とも仲良くなるよね。こういうのは全国でも珍しいんだよ。
石川 作業療法学と理学療法学は人数が少ないから、すぐ仲良くなっちゃうし。それにしても、松本キャンパスってきれいだよねー。トイレや更衣室の照明が自動なのに感激しちゃったもん(笑)。
伊藤 僕は、松本ってきれいな街だなーってことにそもそもびっくり。
荒井 昼夜の温度差にはまだ慣れてなくて、対応できてないけど(笑)。
石原 とりあえず受験生には、信大は楽しいよ!ってことを伝えたいですね(笑)。
赤津 興味のあること、学びたいことが学べるし、やりたいことが何でもできる。すばらしい環境ですよね。
- 石坂渉さん
理学療法学 長野市出身 - 石原千尋さん
理学療法学 栃木出身 - 石川幸瑛さん
作業療法学 松本市出身 - 志村明宏さん
作業療法学 愛知出身 - 赤津萌子さん
看護学 松本市出身 - 荒井太洋さん
看護学 東京出身 - 浅井実花さん
検査技術科学 静岡出身 - 伊藤雅之さん
検査技術科学 長野市出身