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信州大学工学部 電子情報システム工学科

伊東 栄次

ナノ材料を駆使して手軽な技術で最先端の発光・光発電・センサなどを実現する!

 伊東研究室では、特定の有機溶剤などに可溶な有機半導体やナノシートと呼ばれる分子サイズの薄さの酸化膜を組合わせた新しい太陽電池や発光デバイス、センサなどの開発と動作のしくみを調べる研究をしています。
 これらの超薄膜材料はこれまでSiに代表される無機半導体のように特殊な真空装置で作ることも可能ですが、塗布法(=ウェットプロセス)を用いて桁違いの安さと簡便さでありながら工夫次第で驚異的な性能を発現する可能性を秘めています。そのための新しい概念やしくみの理解を通した次世代エレクトロニクスの可能性を探求しています。

研究から広がる未来

有機半導体やナノシートを用いたデバイスは室温から100℃程度の低温で製造可能です。500℃~1000℃を超えるプロセスを必要とするシリコンや無機化合物の半導体に比べて極めて小さな製造エネルギーで性能面で引けをとらない太陽電池や発光デバイスが実現可能となります。プラスチックフィルムや紙の上に作ることも可能で超軽量・フレキシブルで貼ったり着用可能なエレクトロニクスの世界の実現に貢献します。

卒業後の未来像

電子材料・デバイス(部品)は目立たないけど、日本・世界の電気電子産業の要です。自分で作った物がしっかりと動く。工夫とアイデアで何倍にも性能が向上する。電気電子工学分野の幅は極めて広く多様な業界への進路が考えられますが、そこまでの過程や達成感を通して、自力を付けた人であれば社会人として大きな飛躍が期待できます。

プロフィール

東京工業大学、信州大学助手、信州大学准教授を経て2015年より現職。研究分野は酸化膜や有機ナノ機能材料とそのデバイス・システム応用。特に、塗って作れる太陽電池、有機EL、センサ等の省エネデバイスの開発と応用に関心がある。

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個人サイト http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/engineering/chair/elec004/itoh_lab_top.html