教員紹介

いとう つくす

伊藤 盡

英語学 教授

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北欧神話 学会 研究

国際アーサー王学会日本支部例会(2010年度)

12月18日は大忙し

毎月開いている社会人講座が12月18日にあるので、前日から東京におりました。 前日に両親の家に泊まり、車で杉並まで行ってから英国で学んだ park & ride 方式で電車を使って渋谷に向かおうと思っていたところ、余裕を持って家を出たのに、中央高速道路が調布から渋滞(ありゃりゃ)!。 ということで一般道を使って、裏道、裏道でなんとか車を駐車し、電車で急ぎます。開講6分前に渋谷駅着。走りました(汗々)。 今年最後のこの講座。実は、1クール読み違えていて、現在読んでいるファンタジー小説の最後の2章を残したまま講座を閉めることになってしまいました。 受講生の方からは、来月から始まる北欧神話的ファンタジーの講座のあとで、「どうせいつもイングリッシュ・パブで過ごすのですから」、読書会ということにすればよろしいのでは、という怖ろしい御提案を戴いてしまいました。熟考中です。 そこでの講座とその後の打合せ(原稿の締切など諸々ありました。イングリッシュパブで過ごすといっても貴重な情報交換の場なのです)が一段落すると、そこから港区三田まで山手線で急行します!

国際アーサー王学会日本支部2010年総会

アーサー王宮廷物語第1巻

ようやく辿り着いた慶應三田キャンパスの西校舎。 Arthuriansが教室を埋めています。 今回はひかわ玲子さんが御講演にいらしていると伺い、何としても参加しなければ、と思っていたのですが、生憎と自分の講座とバッティングしてしまった次第。 渡邊徳明先生「中高ドイツ語の叙事詩における節食について」 小沼義雄先生「ペルスヴァルの聖体拝領:クレチアン・ド・トロワにおける死と復活の表象について」 という興味深いタイトルの研究発表を聞くことは適わず仕舞い。 でも、ぎりぎり、ひかわ玲子さんの御講演後の質疑応答の時間に間に合いました。 ひかわ玲子さんといえば、『キャメロットの鷹』『聖杯の王』『最後の戦い』の「アーサー王宮廷物語」全3巻を書き上げ、日本のアーサー王ファンタジーファンの憧れの的。 忙しい中をいつも時間を割いて、私のファンタジー関連の講座にも時々お出で戴くことがあります。 今回は久しぶりにお会いし、講演後早速、「ねえねえ、お願いがあるのだけれども」と仰って、質問用の紙を取り出して下さいました。質問は古英語の歌詞の意味を知りたいということでしたので、喜んでお引き受けいたしました。

研究者仲間との語らいを通じて

湖の騎士

さて、アーサー王学会の会員になるには、会員からの推薦が必要です。これは中世の騎士の叙勲されるようなもの。私も末席を汚しておりますが、名誉なことです。 特に今回久しぶりにお会いして嬉しかったのは、2人の「ワタナベ先生」。中央大学の中世フランス文学が御専門の渡邉浩司先生と、日大の中世ドイツ語文学が御専門の渡邊徳明先生です。 中世ドイツ語の渡邊徳明さんとは、大学院の博士課程時代に、平尾浩三先生の中高ドイツ語のロマンスを読む授業でクラスメートでした。その頃の習慣で、つい徳明君と名前で呼んでしまいますが、これは教師も「君」付けで呼ぶ慶應の伝統の名残かもしれません。 それに嬉しかったのは、この日、同学社から上梓された、その平尾浩三先生の訳されたウルリヒ・フォン・ツァツィクホーフェンの『ランツェレット」がアーサー王学会会場で販売されていたこと。中世ドイツ文藝の邦訳は、これまで郁文堂が手がけてきておりましたが、いよいよその伝統は失われてしまったのか、とやや哀惜の念を禁じ得ませんでしたが、平尾先生の翻訳がこうして世に出たのは誠に嬉しい限りです。 渡邉浩司先生はフランス留学から戻られたばかり。先日は、東大出身の成川岳大さんが中央大学で中世北欧に関連する講演をなさったということを伺い、聞きに行きたかったなぁ、と洩らすと、成川さんが、日本で北欧神話を研究する数少ない研究者として信州大学の故水野知昭先生と並んで私の名前を挙げて下さったと告げられました。水野先生と並べられるとは、身の引き締まる気持です。和光大学の松村一男先生にまで話は及び、日本における北欧神話研究の見取り図のようなものを拡げてみたくなりました。 その日はあまり時間がなくて、それくらいで松本への帰宅の途に着きました。東京を離れる直前にスタッドレスに履き替えた車は、真夜中の山梨〜長野山中でも安心して運転できました。

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