教員紹介

いとう つくす

伊藤 盡

英語学 教授

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ことば・言葉・言語 授業関連 研究 英語史ゼミ

お風呂に入ると言う表現

今日は中世の英語の文献を読む練習をする授業の日。

それが終わったとき、ひとりの学生が尋ねてきた。
「先生、お風呂に入るは take a bath と言えるけれど、
(お風呂場もトイレも英語では bathroom なのに)
トイレに入るは take a toilet と言えないのはどうしてですか?」

なかなか面白い質問だったので、それから小一時間、その学生と一緒に英語学資料室で、いろいろと辞書をひっくり返したりしながら考えた。

これは面白い問題ですよ。ちょっと調べてみたいのだが、今、まわりにマイクロフィッシュのコンコーダンスを見られる施設がない。
うむむ。とりあえず、手元の資料をもとに考えてみている。

こうして、何気ない質問からちょっとした問題に発展する楽しみがある。
英語学ゼミは面白いな。

ところで、この問題を考えているときに、研究社の『新英和活用辞典』を、その質問を投げかけた学生に紹介をした。
今まではこの辞書を知らなかったようだが、ちょっと使い方を教えてあげただけでどんどん調べ始め、この辞書の面白さがわかったようだ。

そうそう。この世には「辞書とハサミは使いよう」という諺がある(嘘)。
自分の目的のためにどんな辞書をどう使うかは、言語文化研究を行う学生にとって、最大の関心事であってほしい。

reference books(辞書・事典類)はいっぱい使うこと。
学生のうちに、いろんな辞書を使うことに慣れておれば、社会に出てからも、なにがあっても対応できる底力が備わったことになる。

 

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