Facebook

教員紹介

福山 泰治郎

森林・環境共生学コース

流域保全学研究室

福山 泰治郎助教

土と水の動きをとらえることで 土砂災害を軽減し,環境を保全する

大雨や雪,地震等といった大規模なかく乱や,それにともなって生じる土砂移動等は自然現象ですが,人間の社会との接点では災害となります。人命や社会の被害を軽減するには,現象を理解し,危険な場所や条件を知ることが大切です。そこで,大雨や雪・地震・凍結融解・シカなどによる山地森林流域の土砂生産のメカニズムについての研究を行っています。現在は,雪崩によって森林が大規模にかく乱された南アルプスの亜高山帯で,倒木や雪崩跡地の土砂移動の研究や,ニホンジカが高密度で生息する地域で,シカが山地斜面の植生衰退と表土移動に及ぼす影響の研究に取り組んでいます。