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シンガポールから大学生が訪問しました

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7月31日(金)に一般社団法人伊那青年会議所の異文化交流事業で、シンガポールから訪日している大学生12名が本学部を訪問しました。
最初に、国際交流ルームにて国際農学教育研究センター(ICAER)の濵野充副センター長から、信州大学グローバル教育推進センター発行の留学案内2016と信州大学紹介映像を使用して信州大学を紹介するとともに、世界の食と環境を支える農業の重要性とおもしろさを説明しました。農学部で生産・販売している山ぶどうジュースの試飲も行い、濃厚な味を堪能していました。
つづいて、各学科1名ずつ本学部から修士、学部の学生にも協力をいただき、自分の研究を中心にそれぞれの学科について紹介をしてもらいました。
まず、斎藤大さん(森林科学専攻、修士課程2年生)がB棟屋上にある青空教室で、2つのアルプスの大自然に囲まれた農学部の立地を紹介するとともに、周囲に広がる学内の演習林や野辺山ステーションでの実習体験、自分の研究内容や留学経験について話をしました。シンガポールの学生の皆さんは斎藤さんの英語が堪能な理由にうなずき、留学について興味を示していました。
次に、シンガポールからの留学生のヘン・ミン・ユアンさん(大学院:機能性食料開発学専攻、修士課程1年生)が所属の研究室へ案内し、現在行っている研究について説明を行いました。信州大学農学部に留学をして研究することへのメリットや日本での生活について、活発な質問が繰り返されました。
その後、試験農場へ移動し、米田真悟さん(食料生産科学科4年生)が研究テーマにしているダイズの品種間比較について、実際に土に植えられている作物を見ながら、同じダイズでも多くの種類があることや、葉の形や生育状況が違うこと、醤油や味噌、豆腐の原料であり枝豆そのものであるとともに、品種によって用途が違うという説明に関心を寄せていました。またリンゴの木を初めて見る人が多く、農場内で果実をつけ始めた木に注目が集まっていました。
日本語を勉強中のシンガポールの学生たちは、英語と簡単な日本語での説明を聞き理解を深めていました。
シンガポール大学の学生は「シンガポールの大学には農場はほとんどない。大学を見学できてうれしい。」と笑顔で話していました。本学部の米田さんも「シンガポールの学生が気さくに話かけてくれてうれしかった。いい刺激になった。英語にも挑戦したい。」と意欲的に話してくれました。

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