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受講生紹介

先輩たちはこのコースで何を学び、何を得て来たのか。
本コースの魅力を体験談を踏まえて語ってくれました。

- 入学年 -

  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年

2023年卒業

2022年卒業

2021年卒業

2020年卒業

2019年卒業

2018年卒業

己と向き合い、得意を見つけることが出来る活動

経法学部 2020年卒業

尾上 茉優

チームを組んでの活動において、私は広報の仕事を面白いと感じるのだと発見できました。他学部の学生とともに「ローカル・イノベーション」について学びながら、自分と向き合っていたのだと気づきました。また、専攻の勉強をしているだけでは出会えなかった方々と知り合うことができ、そのご縁を通してさらにたくさんの方と出会うことができ、このコースに所属してよかったです。

 また、コースでは仲間で協力して全体で作り上げるイベントもあれば、個人で活動しなければならないこともありますが、必ずしもどちらも上手く立ち回らなければならないという訳ではないと思っています。協調性は必要ですが、さまざまなタイプの活動を経験して自分に合う役割や得意な事を見つけることも成果になるはずです。焦らずに頑張ってください。

自分を表現することが問題解決へと繋がる

繊維学部 2020年卒業

河内 詞歩

ローカル・イノベーター養成コースが始まった時、私は人と一線を置いて接していました。しかし、このローカル・イノベーター養成コースを志願する生徒はいい意味で異端です。自分で考えた内容を自分の中で却下せず話してみると思ってもみなかった回答が飛んできます。この意見が意外にも議論の解決策になることがあるので「バカにされるだろう」などと思わず、考えたことを言うことは大事です。

また、興味のあることや疑問に思ったことを発言したり行動に移したりする事が大事です。何をしても聞いても先生方や関わってくださる方々が教えてくれたり、そこから仲良くなったり、生まれる発想もあります。

このようなことを、私は半分くらいしかできていませんでした。もし100%出来ていれば、もっと楽しくなると確信しています。何事も恐れずに行動してください!

学生のうちに社会人と接点を持つということ

経法学部 2020年卒業

村山 華奈子

このコースに入ることで、早くから"働く"社会人と接点を持つことができ、一緒に活動する機会を得ることができます。学生生活を充実させたい人にお勧めです。プロジェクトを成し遂げることやインターンシップを経験したことは、就職活動でも役に立ちました。

行動が思わぬチャンスを生む

繊維学部 2020年卒業

小澤 美稀

「成せば成る」何に成るかは成さねばわかりませんが、思わぬ経験を得られたり役に立ったりします。そして、色々な意味で面白い人達と出会えます。自分のキャパシティを把握した上で、できる限りでやりましょう。休むのも大事なことです。

かけがえのない経験が将来について考えるきっかけになる

繊維学部 2020年卒業

栁澤 華恋

私は、このコースを通じて普通に過ごしていては経験できない活動への参加と、自分の将来について考える機会を得ることが出来ました。今まで、地域はただ自分の生活している場所としてしか見ることはなかったのですが、関連した授業を受けているうちに知らなかった魅力や、自分の身近で起こっていることに目を向けることで多くの人が活動されていることを知ることが出来ました。実践活動にも参加する機会もあり、部活やサークルでは出来ないような地域を支える社会人の方々と関わることが出来たのは、かけがえのない経験です。このコースには様々な分野での活動があり、周りの活動の話を聞くだけでも刺激となり、自分の世界の幅が広がります。自分の将来を考え、将来に合わせて選べる点もよかったです。コースには決まった活動や授業はあるものの、それ以外の活動は自由に選択できるので、自分のペースで参加出来る点も良かったです。

様々な年代と関わることで得られる大きなメリット

繊維学部 2020年卒業

平川央真

ローカル・イノベーター養成コースでは、多くの人から、地方を中心にどういった姿勢で現在や未来に向き合っているか、実際に話を聞く機会が数多くありました。他では難しい実践企画に関わることもでき、よかったです。

直接将来に関係することではないかもしれませんが、同年代とばかり関わりがちな大学のコミュニティだけでなく、様々な年代、考えを持った人とのコミュニケーションや経験は、これから社会に出ていく上でも、自分の大きなメリットになると実感しています。広い視野を持って見聞を広め実際にやってみる。これができる環境がこのコースにはあると思います。意識して過ごせば自分の力になり、自信にもつながります。

「挑戦して良かった」と心から思える活動

人文学部 2020年卒業

金子 光里

ローカル・イノベーター養成コースでは、実践的な活動に取り組む機会が多々あります。先生方をはじめ、コースの仲間や地域の方々がしっかりサポートしてくれます。私は辰野町での長期インターンシップとかんてんぱぱWSのイベントの企画・運営に参加しました。挑戦してみてよかったと、心から思います。大学生のうちにしかできない地域との交流があると思います。

行動力のある人たちと知り合うことが自分のモチベーションに繋がる

人文学部 2020年卒業

山口 穂波

自分の地域を盛り上げるために、行政以外にも活動をしている人(ローカル・イノベーター)が沢山いて、それぞれが特色あるアイデアを持っていることを学ぶことができました。

様々な方と対話・実践できたことも自分にとって大きな経験になりました。行動力の高い人達と知り合うことが出来たので、自分も大学生活する上でモチベーションを高く持つことができました。今成功している人の考え方も皆同じではないし、能力や人間性が最初から突出していた訳でもない。今に至るまでの経緯を聞くと「その時たまたま~」という言葉を聞くことが多かった。結局は、コミュニケーション能力と運も必要であると思います。地域との繋がりを得ることでサークル活動やゼミの活動にも人脈を活かすことができました。

 ローカル・イノベーター養成コースが向いているか、受講することでメリットが得られるかは個人差もあると思います。地域と関わりたいと思っているのなら、ゼミやサークルなどの手段は他にもあります。しかし、このコースでは独自の講師の貴重なお話しを聞き、他では出来ない実践をすることができます。ローカル・イノベーター養成コースを受講するからといって他に目が向かないということが無いよう、広い視点を心がけましょう。主体的となり先生方、先輩とどれだけ接するかで、活動量やもらえる情報に雲泥の差が出ます。暇があればガンガン話しかけて下さい。

受講することで「まちづくり」の本質が見つかる

経法学部 2020年卒業

嶋田 水緒

ローカル・イノベーター養成コースは、「地域活性化」や「まちづくり」の現実を知るきっかけになりました。高校生の時は響きの良い最先端の言葉に聞こえたが、現実社会ではどうしてうまくいかないのか、どの点を今後解決していかなければならないのかなど、地域問題の歯痒さ、難しさ、大変さ、そして取り組みがいのあるものだと感じ考えられたことが1番の学びでした。

また、このコースを受講して、私は「まち」を良くしようと挑む人々が世の中には沢山いるということを知りました。さまざまな角度から、どの方も「まちづくり」に挑んでいました。それでもまだ、日本の地方には、解決されない問題が残されています。どんなに行動力のある大人たちが集結してもまだできないことがある。私はこの三年間で「まちづくり」の見方が大きく変わったと思っています。また、自分が地域にできることとまだできないことにも気づくことができました。このコースを受講する皆さんにもぜひ、日本の地域の現実を知り、自分の力を知るきっかけにして欲しいです。受講を迷っている人には「いつでもやめられるけど、今しか入ることはできないよ!」と伝えたいです。

場数を踏んだからこそ得る貴重な経験と知識

繊維学部 2020年卒業

秋津 航平

専門分野は専攻で、それ以外の分野をこのローカル・イノベーター養成コースで高めあうことができました。個人でも独自の活動を始めたりしていたりする仲間もいて、様々な刺激をもらえます。授業では、実践からインプットし、アウトプットすることで理解を深めていくということが基本です。ほとんどが無茶ぶりとしか思えないような大変な内容や課題ですが、それにより場数を踏み、今までと異なる視点が生まれていきます。活動自体も社会に出ることが多く、座学や学生としての社会経験では身につけることのできない経験や知識を得ることができました。これらの学びはこれまでの個人的な活動で多分に活かされていると実感しています。

将来大いに役立つ実戦的な経験

経法学部 2020年卒業

木村 和仁

私がローカル・イノベーター養成コースに入りたいと思ったのは、その名前がカッコよかったからです。地域社会の課題に、本気で向き合いたいと考えている人にとって、ここで得られる実践的な経験が、その人の将来にとって大変役立つものになることは断言ができます。最前線で地域課題に挑戦し続ける一流の先輩イノベーターを講師として迎え、地域の自治体や企業の協力のもと、リアルな現場を舞台に学ぶことができる、本当にこの上ない環境だと思います。ただ私のように、何となく自分の住んでいる街が好きで、少し地域に関心があり、活動がなんだか面白そうだし、何よりローカル・イノベーターという名前がカッコいいなと思った人が、勢いでこのコースに入るのも、許されるかどうかは分かりませんが、オススメです。大変なこともありましたが、このコースだけが自分の能力を最大限発揮してチャレンジすることができる場であり、ここでの経験が自分を大きく成長させてくれたと思います。あまり深く考えずに入ってよかったです。

社会と関わることで感じる日常の面白さ

人文学部 2020年卒業

小山 雄聖

たくさんの方と関わる機会を得ることができ、それぞれの方が描く自分の未来の姿(目標)を見せていただき、多様なライフスタイルを学ぶことができました。社会はたくさんの人の想いやそれに伴う生業の上に成り立っていることを実感し、自分が社会の中で生きていること、自分もそのプレイヤーの1人であることに気づくことができました。

人間、面白いもので一つの事柄に対して100人いれば100通りの見方考え方があります。この事実を神秘的もしくは悲観的にも捉えることができますが、自分勝手に解釈すると「何をどう考えるかは結局自分で決めることができる」ということにもなるのではないでしょうか。つまり「何が面白いか、何がつまらないか」を決めるのは自分です。やらなければいけないことや嫌なこともありますが、私自身できるだけ面白いものに溢れた世界だったらいいなと思っています。でも「何かを面白がる」ことは意識していないと意外と難しいです。それは自分で見たり、聞いたり、考えること、そしてそれができる環境がそろっていることが大事になります。自由に挑戦できる環境、何でも相談できる環境、新しい価値観に出会える環境、そんな環境がLIDにはあります。これまでは気づかなかった面白い日常、新しいものに出会えるワクワクを、ローカル・イノベーター養成コースで感じて欲しいと思います。

実体験だからこそ見つかる課題と解決策

経法学部 2018年卒業

藤島 康佑

ローカル・イノベーター養成コースの授業や課外活動は、机上論にとどまらず、現場や課題を通じて理論を実践し、解決策を導き出すまでが学び(Project Based Learning:PBL)となる点に特徴があります。地域で暮らす問題について子育て世代の男性を訪問した際、「実は、仕事や経済面の問題よりも、地域の行事や役職の方が大変かも」、「地域が良くなる手伝いはしたいけど、人が少ない中で若いからという理由でなんでもやるのも無理がある」と言われ、ハッとしました。現場に行き、本音・等身大レベルで理想と現実を観察することで、地域活性は仕事の問題以上に、コミュニティ・社会の仕組みづくりが重要であることを実感したのです。地域での様々なリアルな体験を通じて、ものごとの表面ではなく、本質に近づく視点を学びました。

リアルな取材・プレゼン体験から自己が広がる

教育学部 2019年卒業

佐藤 悠

スタートアップ授業の一つ「地域ブランド実践ゼミ」は、地域自治体との共同研究をベースに、自治体職員等の方と一緒に組み立てられている授業です。心理学やブランド論、社会調査の基礎知識を学び、毎回各地から来られるゲスト講師とのディスカッションを通じて知識を運用する力を身に付けます。また、実践活動として私が受講した時は、塩尻市内の企業等に対して地方での仕事・暮らしの魅力や促進要因についてインタビュー調査を実施し、市長や他大学との交流事業で成果発表を行いました。普通であれば会えない方への取材やプレゼンテーションの経験は、その後の自身の活動や学び、人との繋がり方にも大きな影響を与えたと感じています。今回、高年次まで繋がるコースができたことで、参加者はより大きな学び・成長が得られると思います。

地域で知ったことを地域で活かす楽しさ

繊維学部 2019年卒業

齋藤 悠介

私が認定科目の授業の1つ「ベンチャービジネス概論」を受講して得たことは2点あります。1点目は信州の事を深く知る事ができた点です。講義では長野県の良さを活かした新商品開発を提案する機会がありましたが、新潟県出身の私は長野県のことは詳しくありませんでした。信州の事を調べているうちに蚕に興味を持ち、主体的に岡谷蚕糸博物館を見学し、博物館の方からお話を伺うことで知識が深まりました。2点目は今後にも活かせる技能を学び評価を得た点です。アイデアの整理術やプロジェクトマネジメントなどの手法を学び、講義を通して実践することができました。その成果を信州ベンチャーコンテストで「蚕の飼育キット」として発表し、奨励賞を受賞することができました。大学で得た学びが学外でも評価されたことは、良い成功体験となりました。

座学では学べない実践という経験

繊維学部 2019年卒業

渡部 広機

私は自分の専攻である繊維学、特に生物と機械を扱うバイオエンジニアリングを学ぶと同時に、ローカル・イノベーター養成コースの授業の中で、枠に捕らわれず、様々な課題を解決し自らの能力を向上させることができました。例えば、長野県の企業から商品についての改善を求められた時は、企業からのニーズを理解すると共に、消費者がより手に取りやすくする為にはどのようにするかという事について考えました。この際、授業で身につけたブレインストーミング法や、KJ法などの課題の探求と解決手段のアイデア創出方法、SWOT分析といった戦略分析が役に立ちました。座学だけでは身に付けることができない、実践的な経験を身に付けることができました。この経験は学年を重ねると同時に様々な場面において、私の強みとなっていることを実感しています。

チャンスを掴む!自分を変える!

繊維学部 2019年卒業

山下 愛

大学一年生の頃の私は、「なにかやりたい!BIGな女性になりたい!起業とか面白そうだな!」という漠然とした思いがありました。コースの授業を受けて得た一番の学びは、「場数と経験が物を言う」ということです。実際に現場に行って課題解決に取り組んでみると、座学で得た知識がどんなにあっても、社会では通用しない場合が多いということを実感しました。その悔しい経験から、場数を踏み、経験を積むことが大事ということを、身をもって学びました。コースの授業を受けてから、私はとにかく興味あることには挑戦し、苦手なことにもしっかりと向き合い、どんなに年上の人でも自ら話しかけるようになりました。そして、2年経った今、当時の自分では考えられないような体験をし、漠然とした思いが明確な思いになった自分に成長することができました。