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授業の紹介

2022/11/02

10月4日(火)「課題解決実践ゼミ」

みなさん、こんにちは。昨年度、課題解決実践ゼミ受講生で、信州大学ストラテジー・デザイン人材養成コース1期生の加藤です。今回は10月4日に行われた、課題解決実践ゼミ第2回授業の様子をレポートいたします。

本ゼミは東日本旅客鉄道株式会社長野支社(以下、JR東日本長野支社)と共同で、観光人材の育成を行う連携事業として令和2年度から開講されている授業です。第1回授業はオンデマンドで行われ、第2回授業から対面の実施となりました。

授業のはじめに本授業担当教員である林靖人教授から、この授業の狙いをお話しいただきました。地域問題の原因を探究し、それを構造的に整理することで問題解決に向けた適切な課題設定、解決プロセス、アクションを行うための「経験知」を獲得することが狙いだとおっしゃいました。机上で学ぶマニュアルではない、実践から得られる知識である「実践知」を学ぶことができることがこの授業の特徴だと、自転車にのれるようになるまでのプロセスを例に分かりやすくお話いただき、受講生も得心した様子でした。

この授業は受講生の学びをJR東日本長野支社の職員の皆様、林教授、信州大学のスタッフで支えていきます。

JR東日本長野支社の職員の皆様の自己紹介を聞く受講生

本授業に関わる方々の自己紹介の後には、ワークへと進みました。アイスブレイクとして毎年恒例の「バースデーチェーン」というゲームで席決めが行われました。言葉を発してはいけないというルールで、 ジェスチャーなどで誕生日を伝え合い、誕生日順に並ぶゲームです。昨年は完成までにかなりの時間がかかった記憶があります...しかし、今年の授業ではなんと1分半で間違えなく受講生は着席していました!本年度受講生のチームワークが期待されますね!

バースデーチェーンの様子

チームが決まったところで、本授業で大切な基本方針である「ミカタを変える」を実感してもらうワークが行われました。「フレーム・ブレイク」という9個の点を4本以下の直線で通過させるという課題をチームの皆で考えます。受講生たちは自身の凝り固まってきた固定概念・既成概念を実感し、「ミカタを変える」ことの重要性を実感したようでした。

チームワークの様子

課題解決実践ゼミ第2回授業は初回対面授業とのことで、受講生の皆さんは緊張しつつも落ち着いた様子でしたが、授業が進むにつれて笑顔も増え、盛り上がっていました。以降の授業では実際に地域に出てフィールドワークを行い、実践的な学びの機会も増えます。次回以降のレポートもお楽しみに...!

(文責:信州大学2年ストラテジー・デザイン人材養成コース1期生 加藤莉佳)