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2020/01/14

10/19-20 「地域ブランド実践ゼミ」塩尻フィールドワーク合宿

こんにちは。信州大学ローカル・イノベーター養成コース2期生・浅川です。

今回は「地域ブランド実践ゼミ」の最初の難関!?である塩尻市への1泊2日の合宿についてレポートしていきます。

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10月19日から20日までの2日間にフィールドワーク合宿を行い、塩尻市の地域ブランドを構成する場所や人々を訪ねました。

毎年行うこの合宿ですが、いつも決まっているのは「一泊二日」ということだけ。

フィールドワークに伺う先は毎年異なり、宿泊場所や、合宿の狙いなども、形を少しずつ変えながら、その歳のテーマに最適な2日間のスケジュールが設計されています。

今年も膨大かつ良質なインプットが得られました。
レビューでは、私の視点で受講生が学んだことについて触れます。

「得た情報からその背景を探る」

合宿中には、蛇口をひねれば水が出てくるように、これでもかというほど多くの情報を、塩尻市で活躍されている行政、企業の方を中心にお話しいただきました。普段の活動はもちろん、塩尻市への想いなども聞くことができました。

受講生はインプットした情報の中で「なにが重要なのか」「どの部分を深堀りすべきか」、そして「この情報を伝えるのはなぜか(背景)」といったことを瞬間的に整理することが必要です。


前半の2つの能力は自分でノートにまとめる事や、質問をすることによって段階的に磨かれていくはずです。しかし、情報の背景を探ることは意識的に行わなければなりません。
背景を考えることによって、話し手の知り得ない情報を掴むことも可能です。
受講生が合宿を通して、これから続く講義でこの力が向上することを期待しています。

信州大学における講義は、基本的に1.5時間(1回あたりの講義時間)✕15回=計22.5時間の構成で行われます。

しかし、この合宿は1日目の朝10時から24時までと、2日目の8時から16時まで、計22時間かけてインプットとアウトプットを繰り返しました。
この合宿だけで2単位分あるように思えますが、地域ブランド実践ゼミでは更に16回の講義と、1day合宿、そして最終発表会があります。これからますます講義は熱を帯びて、受講生は忙しくなってくることと思います。まずは、その第一歩としての今回のフィールドワーク合宿が無事終了しました。



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今回、合宿でお世話になった方々は、以下の皆様です。感謝の気持ちを込めてここに記載させていただきます。

  • 株式会社 松本山雅 様

  • 株式会社 山加荻村漆器店 様
  • 株式会社 林農園 様
  • 東山食堂 様

  • そば処 どうひら 様
  • 塩尻商工会議所 様
  • 塩尻市役所 様


お忙しい中、本当にありがとうございました。


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それでは、また来週お楽しみに!

(文責:浅川雄介 信州大学経法学部2年、ローカルイノベーター養成コース2期生)