受講のメリット
現職教員(長野県内の小学校教員及び中学校理科教員)の皆さんは上級CST養成プログラムを受講することが可能です。
上級CST養成プログラムとは
信州大学と長野県教育委員会が連携して開設する上級CST養成プログラム(理科研修講座)を受講し、10単位を取得して上級CST養成プログラムを受講した後、レポートと研究授業実践を修了した現職教員(長野県内の小学校教員及び中学校理科教員)を上級CST(コア・サイエンス・ティーチャー)として認定します。
上級CST養成プログラムでは、各種理科研修講座の中から、ご自身の興味・関心や力量に応じて、選択・受講していただきます。必修講座はありませんので、ご自由に選択ください。受講期限、年齢制限もありませんので、ご自身のライフ・プランに沿って受講することが可能です。
上級CST養成プログラム受講のメリット
現場の先生同士の交流
若手からベテランまで理科教育で活躍する教員が集まるので、お互いの知識や経験の共有化が図れます。また、悩みを相談したり、今までの授業で困ったことやうまくいったことなど、気軽に情報交換をする場がもてることで、翌日からの授業にすぐに実践できる知識やコツが身につきます。結果として、理科分野のみならず、教育全体における向上につながります。
現場の声に基づいた実践的カリキュラム
理科研修講座の内容は、平成21年度に長野県内のすべての小・中学校を対象に実施した「理科に関す るアンケート調査」の結果に基づいて構成されています。実際に児童・生徒が苦手、あるいは理解が薄かった単元や、教員が不得意と感じている単元を中心に作成されたカリキュラムなので、講座で実際に観察・実験を体験し、学ぶなかで、問題点や工夫点を具体化でき、教材に対して多角的な見方ができるようになります。
信州大学とのつながり、専門性の向上
信州大学が所有する最新の機材や興味深い教材を借用することで、よりきめ細かな指導ができたり、多様なニーズに応えることができます。また大学や教育センターからの継続的な支援により、常に最先端の知見に基づく化学・化学にふれることで、自らの専門性を周辺まで拡大することができ、より理科に対する理解が深まります。