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諏訪圏工業メッセ2024でSURCAS宇宙システム部門が、「信州大学諏訪圏サテライトキャンパス公開」と「バルーンロケットづくり体験」を行いました

宇宙システム部門 SUWAロケット 人材育成

2024年10月17日~19日、諏訪圏工業メッセ2024が岡谷市民総合体育館とテクノプラザおかやの2会場で開催されました。岡谷での開催は昨年に続き2回目です。
今年も信州大学諏訪圏サテライトキャンパスが入居しているテクノプラザおかやが会場となったことから、サテライトキャンパスを開放してSURCAS(宇宙システム部門)の活動紹介を行いました。2015年度から2023年度に打ち上げた小型ロケットのモデルを展示したほか、社会人学び直し講座やSUWA小型ロケットプロジェクト(SRP)を通じた提案型高度技術者人材育成の歩みを紹介しました。工業メッセ事務局を始め関係者のご協力により多くの皆様が来場され、小型ロケットのモデルや説明パネルなどを興味深くご覧いただき、小型ロケットの打ち上げに関する質問には、SURCAS特任教授の中山昇先生(千葉工業大学)が丁寧に説明されました。
最終日の10月19日(土)には、工業メッセ事務局からの依頼を受け「家族ものづくり体験コーナー」にて、中山先生と中山研究室学生、及びSRPメンバーなどのスタッフを講師に「バルーンロケットづくり体験」を開催しました。
小学校入学前の幼児から中学生まで約70名の子どもたちが参加し、大変な盛況でした。子どもたちは、スタッフにエアポンプで膨らませてもらった8色のバル-ン(風船)の中から好きな色のバルーンを選び、フィン(尾翼)と先端付近におもり用の色紙を巻き付け、好きなシールなどで装飾して完成させた後、的に向かってバル-ンロケットを飛ばしました。最初は真っ直ぐに飛ばせなかった子も、スタッフから指導を受けて真っ直ぐに飛ばせるようになると、何回も嬉しそうに飛ばしていました。
子どもたちからは、『スタッフの皆さんの親切な指導で簡単にバル-ンロケットを作れた』、『バル-ン、フィン、色紙、シールの種類がたくさんあったので自分好みのロケットが作れた』、『的を目掛けてまっすぐ飛ばすのが難しかったが、コツをつかんでからは真っ直ぐに飛ばせて嬉しかった』、『バル-ンロケットをもらえたので帰って家でも飛ばします』などの感想をいただき、保護者からも『子供と一緒にバル-ンロケットづくり体験ができ、楽しく参加できました』など、楽しかったという感想がたくさん寄せられました。

なお、来年度の「諏訪圏工業メッセ2025」は、6月26日(木)、27日(金)、28日(土)に開催されます。