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8月8日・9日にスーパーサイエンス特別事業『飛行機の不思議?』が開催されました
2024年8月8日・9日、信州大学南信州・飯田サテライトキャンパスが置かれている「エス・バード(長野県飯田市座光寺3349-1)」において、飯田市工業課主催のスーパーサイエンス特別事業「飛行機の不思議?」〈小学4~6年生を対象〉が開催され、親子17組(小学生18名,保護者17名)の参加がありました。
信州大学からは、航空宇宙システム研究拠点航空機システム部門 副部門長の柳原正明特任教授と小松勝彦助教が講師として、また、航空機システム共同研究講座の学生がアシスタントとして協力しました。
8日(1日目)は、柳原特任教授が資料や映像を用いて、飛行機の仕組みについてわかりやすく講義を行い、その後、学生たちと一緒に模型飛行機作りをしました。完成後のフライング大会では、その飛行距離や機体のデザイン、飛び方の美しさなどを競い合い、優秀な成績を残した子どもたちへ、飯田市工業課よりプレゼントがありました。
また、講義の後半では、小松勝彦助教よりトイドローンを使ったプログラミング学習の講義がありました。小松研究室の本格的な研究用ドローンを見るのは初めてという子どもたちは、興味深い表情で見入っていました。
講義終了後は、エス・バード内の施設見学を行いました。信州大学では実験研究室や航空機シミュレータ室を案内し、先生や学生たちが日頃どのような環境で実験に取り組んでいるのかをご覧いただきました。
9日(2日目)は、JAXA調布航空宇宙センターを訪れました。早朝からバスでの長旅となりましたが、展示室の見学や、現地のJAXA職員の方より、スーパーコンピュータ、実験用航空機をはじめ、様々な研究設備の紹介、飛行シミュレータの体験などをさせていただき、子どもたちも大変楽しそうに参加してくれました。
コロナ禍後、5年ぶりの施設見学再開となりましたが、今後、参加した子どもたちが、飛行機、そして航空機産業そのものへ興味を抱いてくれることを期待しています。