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SURCAS基盤技術部門・人材育成部門 曽根原 誠 准教授がNEDO「官民による若手研究者発掘支援事業」共同研究フェーズ に採択されました

基盤技術部門 人材育成

(大項目)官民による若手研究者発掘支援事業/(中項目)共同研究フェーズ/(小項目)超小型集磁ヨーク付ツインヘッド型光プローブ電流センサシステムの開発

代表者:航空宇宙システム研究拠点基盤技術部門・人材育成部門 曽根原 誠 准教授

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が推進する本事業は、実用化に向けた目的志向型の創造的な基礎又は応用研究を行う大学等に所属する若手研究者(博士号の学位の取得者であり、かつ45歳未満)を発掘し、若手研究者と企業との共同研究等の形成を促進する等の支援をすることにより、次世代のイノベーションを担う人材を育成するとともに、我が国における新産業の創出等に貢献することを目的として実施するものです。
このたび、基盤技術部門・人材育成部門 曽根原 誠 准教授が応募した「超小型集磁ヨーク付ツインヘッド型光プローブ電流センサシステムの開発」が本公募事業に採択となりました。本課題では、既に開発されている磁気光学効果であるFaraday効果を用いた光プローブ電流センサに対して、高S/N比化などが期待される超小型集磁ヨーク付ツインヘッド方式を採用し、同方式の電流センサを、共同研究先であるシチズンファインデバイス株式会社と研究・開発します。実現すれば電動航空機やEVなど次世代電動モビリティや大電力を伴う様々なインフラ設備における電源開発で利用され、電源の高効率化や安全性の向上に寄与し、脱炭素化社会に貢献できると期待されています。事業期間は、2023(令和5)~2025(令和7)年度の3年間です。
NEDO公募事業の詳細は以下のサイトをご覧ください。
参考:NEDO Webサイト
https://www.nedo.go.jp/koubo/SM3_100001_00045.html
https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100166.html

光プローブ電流センサの原理などについては以下のサイトをご覧ください。
(平成30年度第4回信州大学放送公開講座:工学部 世界を変える信州のものづくり!)
https://www.youtube.com/watch?v=qA62Vgfs5kM