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2022.11.26(土)令和4年度信州大学航空宇宙システム研究拠点年次シンポジウムを開催しました
当研究拠点は、前身の航空宇宙システム研究センターが発足した平成28年にテイクオフシンポジウムを開催、その後毎年開催し、本年で通算7回目を迎えました。
今回は、長野広域連合を組織する9市町村の教育委員会にご後援いただき、航空宇宙分野の技術者・研究者となる次世代人材の発掘・育成を願って小学校高学年及び中学生を対象に「航空宇宙」の魅力を伝えるアウトリーチ活動を主眼として開催しました。小中学生を対象とした企画は、一昨年の飯田、昨年の岡谷に次ぎ、今回で3回目です。
共催いただいた信州大学みらい産業共創会の 藤田 正美 会長、並びにNAGANO航空宇宙産業クラスターネット代表機関の長野県産業労働部 倉島産業技術課長からは、人材育成や航空機産業への支援の期待と応援のお言葉を頂戴し、その後引き続き、佐藤 敏郎 拠点長による拠点紹介と、研究内容を展示、また、長野県、長野県工業技術総合センター、長野県営松本空港の展示コーナーで、それぞれの取組も紹介しました。
招待講演は、"超音速機からドローンまで、いろいろな「飛行機」を学ぼう"と題して、JAXA航空技術部門航空利用拡大イノベーションハブ ハブマネージャの 跡部 隆氏が、超音速機から空飛ぶクルマやドローンまで、いろいろな「飛行機」について幅広く紹介、飛行機がなぜ飛ぶのか、また現在開発されている最新鋭の飛行機のお話など、わかりやすく丁寧に解説してくださいました。
モデルロケット教室には39名の小中学生が参加。中山 昇 先生の指導でロケットが飛ぶ原理を学び、火薬で打ち上げる小型モデルロケットを作りました。ロケットは、みんなの"発射"の掛け声とともにグラウンドの空高く打ち上がり、子どもたちの歓喜の声が響きました。
コロナ禍の中、今年も開催が危ぶまれましたが、各方面の皆さまのご協力のもと、小中学生106名、保護者・共催機関の皆様95名、計201名の皆様にご参加いただき、大変盛会のうちに終了することができました。
なお、コロナウィルス感染防止策として、主会場のほか、一部の方にはサブ会場でのオンライン聴講をお願いしました。入場時のマスク着用、手指消毒・検温にご協力いただくなど、皆さまには、シンポジウムの運営に多大なご協力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
当日の様子は中日新聞に掲載されました。
https://www.chunichi.co.jp/article/594100(中日新聞、2022月12月3日「小型ロケット作って発射 信大の航空宇宙シンポで子どもたち」
○会場:長野市若里4-17-1 信州大学長野(工学)キャンパス 信州大学国際科学イノベーションセンター(AICS)2階セミナースペース
〇主催:信州大学先鋭領域融合研究群 航空宇宙システム研究拠点
〇共催:信州大学みらい産業共創会、NAGANO航空宇宙産業クラスターネット(共同事務局:長野県、(公財)長野県産業振興機構、(公財)南信州・飯田産業センター、NPO諏訪圏ものづくり推進機構)、北陸信越工学教育協会長野県支部
〇後援:長野市教育委員会、須坂市教育委員会、千曲市教育委員会、坂城町教育委員会、小布施町教育委員会、高山村教育委員会、信濃町教育委員会、小川村教育委員会、飯綱町教育委員会