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SURCAS基盤技術部門 宮地 幸祐 准教授がNEDO「官民による若手研究者発掘支援事業」に採択されました
(大項目)官民による若手研究者発掘支援事業/(中項目)マッチングサポートフェーズ(環境・エネルギー分野)/(小項目)次世代・高降圧大電流DC-DC スイッチング電源の基盤技術開発
代表者:航空宇宙システム研究拠点基盤技術部門 宮地 幸祐 准教授
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が推進する本事業は、実用化に向けた目的志向型の創造的な基礎又は応用研究を行う大学等に所属する若手研究者(博士号の学位の取得者であり、かつ45歳未満)を発掘し、若手研究者と企業との共同研究等の形成を促進する等の支援をすることにより、次世代のイノベーションを担う人材を育成するとともに、我が国における新産業の創出等に貢献することを目的として実施するものです。
この度、基盤技術部門 宮地 幸祐 准教授が大阪大学と共同で応募した「次世代・高降圧大電流DC-DC スイッチング電源の基盤技術開発」が本公募事業に採択となりました。本課題では、従来の電力変換段数を削減し、高降圧動作を高効率かつ小型に行う回路およびトランスを中心とする磁気部品を一体化した電源回路・磁気部品基盤技術を確立するものです。具体的には、データセンターやEVで導入される48V 入力1 V 大電流出力の DC-DC コンバータの1次側には降圧機能を持たせ、トランスには独自の交流銅損低減技術を採用し、高効率かつ高電流密度なコンバータの実証を目指します。これにより、データセンターをはじめとするパワーデリバリーの損失を低減し、デジタル社会と低炭素・持続可能社会の両立に貢献します。事業期間は、2022(令和4)~2023(令和5)年度の2年間です。
NEDO公募事業の詳細は以下のサイトをご覧ください。
参考:NEDO Webサイト
https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100166.html