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信州大学航空機システム共同研究講座修了生研究発表会を開催

人材育成 航空機装備品

 2022年3月8日(火)、信州大学航空機システム共同研究講座修了生研究発表会が、(公財)南信州・飯田産業センターの企画・主催により、エス・バード内の信州大学南信州・飯田サテライトキャンパスを拠点に開催されました。昨年度と同様、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、オンラインでの開催となりました。

 開会ご挨拶で、南信州・飯田産業センターの萩本範文専務理事より、社会へ羽ばたく学生諸君に励ましの言葉を頂戴し、また、信州大学航空機システム共同研究講座責任教員の天野良彦教授からは、学生諸君を2年間ご支援くださった信州大学航空機システム共同研究講座コンソーシアム様への感謝の辞が述べられました。

 発表会では、今年度の修了生4名が自身の研究成果を発表しました。【発表者および研究テーマについては以下を参照】各発表の終わりには、質疑応答が行われました。企業や金融機関の皆様をはじめとする聴講者の方々と熱い議論が交わされ、今後の研究方針などへのご助言をいただきました。

発表後、信州大学航空機システム共同研究講座コンソーシアム副会長の熊谷秀夫様に、総括・講評をいただきました。勉学の奮闘を称えていただくとともに、社会人生活スタートへの応援の言葉を頂戴しました。

 今回で4回目を迎えた航空機システム共同研究講座修了生研究発表会は、同講座の取組の内容と修了生の研究成果を、企業や社会の皆様に広く知っていただける良い機会となりました。急速に変革を遂げる社会へ巣立っていく修了生にとっても、心を新たにする素晴らしい場となりました。


【修了生発表内容】 (発表順)
・堀 健太郎 「航空機用渦電流ブレーキのディスク構造と制動トルクに関する研究」
・佐塚 光平「航法アルゴリズムの性能評価及びその効率化~評価プログラムの総合構築と航法評価の試行~」
・山崎 泰生「小型航空機の運航安全に向けたHMDシステム~図形認識を用いた飛行状態推定とレバー状態認識の信頼性向上~」
・新立 剛丈「有翼再使用型サブオービタル宇宙機の成立性に関する基礎検討」