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信州大学航空機システム共同研究講座修了生研究発表会を開催

人材育成 航空機装備品

 2021年3月15日(月)、信州大学航空機システム共同研究講座修了生研究発表会が、(公財)南信州・飯田産業センターの企画・主催により、エス・バード内の信州大学南信州・飯田サテライトキャンパスにおいて開催されました。今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、一堂に会せず、オンラインでの開催となりました。

 発表会開催に際し、信州大学副学長(特命戦略(航空宇宙)担当)で、信州大学航空機システム共同研究講座責任教員の半田志郎教授から、これから社会へ羽ばたく学生への励ましの言葉が贈られました。加えて、彼らを2年間ご支援くださった信州大学航空機システム共同研究講座コンソーシアム様への感謝の辞が述べられました。

 発表会では、今年度の修了生3名が自身の研究成果を発表しました。【発表者および研究テーマについては以下を参照】各発表の終わりには、質疑応答が行われました。企業の皆様をはじめとする聴講者約28名の方々と熱い議論が交わされ、今後の研究方針などへご助言を頂きました。

 今回で3回目を迎えた航空機システム共同研究講座修了生研究発表会は、同講座の取組の内容と修了生の研究成果を、企業や社会の皆様に広く知っていただける良い機会となりました。急速に変革を遂げる社会へ巣立っていく修了生にとっても、心を新たにする素晴らしい場となりました。


【修了生発表内容】 (発表順)
・小林 央季 「小型航空機の安全運航に向けたHMDシステム~HMDとコックピットの相対位置・姿勢推定のためのINS/画像解析複合手法の提案~」
・望月 大地「航空機用渦電流ブレーキにおける実験と有限要素法による制動トルクに関する研究」
・志賀 大樹「航空機用磁気粘性流体ブレーキのトルクと過渡特性に関する研究」