お知らせ

2019年度公開シンポジウム 「博物館収蔵標本から探る過去の自然環境:過去を知るタイムマシンとしての標本」開催のおしらせ

2020.01.15 [ 自然科学館からのお知らせ ] 

信州大学自然科学館(JST未来共創イノベーション活動支援)及び信州大学理学部の主催にて,2019年度公開シンポジウム「博物館収蔵標本から探る過去の自然環境:過去を知るタイムマシンとしての標本」を開催いたします。
当日は,信州大学自然科学館の活動報告を行うとともに,将来的な保全策検討における最前線で活躍する若手研究者をお招きし,昆虫(蝶類)や植物の研究事例を解りやすく紹介いただきます。

日時:令和2年1月25日(土)
会場:信州大学理学部講義棟1階 第1講義室
申込:事前申込は不要です。
   17時30分開催の意見交流会の参加希望者は当日受付にてお申し出ください。

プログラム
12:30〜 受付 
13:00〜 開会の挨拶(東城 幸治:信州大学自然科学館長)
13:05〜 公開シンポジウムの導入と「信州大学自然科学館」の活動報告(館長・東城 幸治)
     1)定期開館〜サテライト展示(信大70周年・松高100周年記念式典, 旧制高等学校記念館)
     2)寄贈標本の受け入れ(蝶類:森田コレクション)
     3)野外学習会(生物・地質分野)
     4)博物館収蔵標本からのDNA解析(高山植物・コマクサ, ニホンライチョウ)
13:20〜 基調講演
     中濱 直之 博士(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所, 兵庫県立人と自然の博物館)
TOPIC 1「コヒョウモンモドキの過去1万年間の歴史」
TOPIC 2「標本種子を用いた絶滅危惧植物スズサイコの遺伝的多様性回復効果」
TOPIC 3「DNAを長期保管できる昆虫標本作製手法の開発」

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14:30〜17:00 パネルディスカッション・総合討論
コーディネーター:伊藤 建夫 氏(信州大・特任教授, 蝶類科学会・会長, 松本むしの会・会長)
パネリスト
1)井上 太貴 氏(筑波大・M2, 山岳科学学位プログラム生)「継続時間が長い草原ほど蝶類群集は多様か?」
2)梅田 実生子 氏(塩尻市観光協会)「高ボッチ高原・自然保護センターの現状と今後の利活用について」
3)中谷 貴壽 氏(信大・医)「高山蝶の遺伝子解析からみえてきた進化史」
4)井坂 友一 氏(信大・医)「高山蝶標本資料に基づくDNAバンク構築の試み」
5)倉西 良一 氏(千葉大・千葉県立中央博物館)「標本の維持管理とそのコスト」

17:30〜 意見交流会(希望者のみ)


〇会場(信州大学理学部講義棟1階 第1講義室)へのアクセスはこちら

 事前申し込み、入場料は不要です。是非お気軽にお越しください!


【お問い合わせ先】
MAIL:ktojo@shinshu-u.ac.jp ((信州大学理学部生物コース内東城研究室)
TEL:0263-37-2433(信州大学自然科学館事務室)

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