入学時の麻疹等罹患歴及び予防接種歴の確認と予防接種のお願い

　信州大学では、入学される皆さんに、麻疹（はしか）に対する免疫を持っているかの確認をお願いしています。

　麻疹に対する免疫を持っている否かは、「確実に麻疹に罹っている」または「麻疹の予防接種を1歳以上で過去２回受けている」ことを基準に判断いたします。

　2007年に大学生に麻疹が大流行し、社会問題になりました。麻疹は医療の進歩した現在でも、その重篤性に変わりはなく、発症した場合は死に至る危険性もある重大な疾患です。

　本学では、麻疹に罹っていない方で、現在までの予防接種歴が１回または０回の方には計２回の予防接種を入学前に済ませることをお願いしています。

　また、風疹、水痘、流行性耳下腺炎についても、将来罹患した場合のご自身・ご家族・胎児への重篤な合併症を予防するために、麻疹同様に予防接種を受けることを強く推奨しています。

　入学後、教育実習や介護体験などの各種実習・ボランティアに参加される場合や海外留学の際には、麻疹等の予防接種記録もしくは抗体検査の証明を求められる場合がありますので、罹患歴及び予防接種の実施記録は母子手帳とともに保管する事をお願いします。

　実習先によっては麻疹のほか、風疹、水痘、流行性耳下腺炎、COVID-19、B型肝炎などの予防接種を求められる場合があります。（予防接種については、所属学部から別途指示する場合があります。）

　感染症にかかった・かかっている疑いがある場合などは、出席停止など、就学制限の指導をうけることがあります。

　詳しくは代表的な感染症と制限期間の目安 でご確認ください。

　ご不明な点については、 総合健康安全センターまでお問い合わせください。