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TUT-UniMAP-SUグローバルPBL(国際共創型社会課題デザインプロジェクト)

令和8(2026)年度支援
研修先:マレーシア 実施部局:グローバル化推進センター 研修期間:2026年9月5日 ~ 9月10日 6(日間) 参加者数:4(人)

 本プログラムは、持続可能な未来を目指して、地域社会が抱える課題を解決するため、より実践的な能力を有するグローバル人材の育成等を目指し、マレーシア・ペルリス大学(UniMAP)、豊橋技術科学大学と連携して実施する国際共創型PBLプログラムです。マレーシア・ランカウイ諸島に位置するトゥバ島の課題をもとに、「地域産業・デジタル活用」、「環境・生活インフラ改善」、「若者・コミュニティエンパワーメント」の混成チームを構成し、学生は事前オンライン研修から現地調査、地域住民等との交流、課題分析、チームディスカッションまで協働して取り組み、持続可能な社会へ向けた課題解決策を議論し「社会課題解決能力」「グローバル協働力」を養う機会となりました。
 事前オンライン研修では、プログラムの目的、研修先の地域・社会・文化的背景、想定される地域課題、チーム活動の進め方等について学ぶとともに、日本とマレーシアの学生同士が事前に顔を合わせ、現地での共同活動に向けた関係形成を進めました。
 現地では、1日目にオリエンテーションを行い、キャンパスツアーやプログラムの説明、地域住民からの課題共有等が実施されました。2日目は、地域を訪問し、現地の調査や課題発見ワークショップを行い、夜に振り返りセッションを行いました。3日目は、データ収集とインタビュー調査、そしてデータ分析や洞察の共有を行い、チームディスカッションを行いました。4日目は、共創ワークショップとして、課題解決に向けた方法の設計や、解決に向けた行動計画を作成しました。5日目は、最終日の発表に向けて解決策を磨き、発表準備を行いました。また、現地との文化交流の場もありました。6日目の最終日には、地域住民へ解決策を発表し、フィードバックを受けました。
 学生は地域理解→現地観察・対話→ニーズ把握→課題発見→課題分析→解決策の検討→持続可能性・実現可能性の検討→提案→英語による最終発表という一連のPBLプロセスを経験しました。特に、地域住民や現地関係者との直接的な交流を通じて、事前に想定していた課題をそのまま解決しようとするのではなく、「現地の人々が実際に何を必要としているのか」を確認しながら課題そのものを再定義しようと試みました。
 本研修へ参加した学生は、異なる文化・環境の中に自ら踏み出し、海外の学生と協働し、地域課題の要因を探り、改善方法を議論・提案することにより、本プログラムの中心的な教育目的を達成することができました。

【学生の声①】
私にとって今回の研修は、自分の視野を広げる経験となりました。この「TUT-UniMAP-SUグローバルPBL」は、豊橋技科大学とマレーシアにあるUniMAPの学生と共にPulau Tubaの問題を現地調査によって把握し、それに対するアイデアを学生同士で考え、発表する研修でした。渡航前、私は自分の英語への自信の無さや初めての海外であったため、日本とは全く異なる環境に不安を抱いていました。しかし、拙い英語にも拘らずマレーシアの学生も日本の学生も言いたいことを理解してくれるまで丁寧に聞いてくれました。また、私が発表で上手くいかずに落ち込んでいるとき、ただ慰めるだけでなく具体的な場面を踏まえて評価してくれ、自信を持つことができました。このように、参加した全ての学生が真摯に研修に向き合い、人との交流をより価値の高いものにしようとしている姿が印象的であり、私も互いの良い点を見習いながら成長したいと感じました。

【学生の声②】
今回のGlobal PBLを通じ、現場を観る重要性と積極的な対話姿勢を体得しました。私のチームはTuba島におけるSTEM教育普及を課題に設定し、現地小学校での調査を経て新たな解決策を提案できました。日本人とマレーシア人の合同チームでは英語での議論に苦戦しましたが、「わからないことが当たり前」という現地の価値観に触れ、失敗を恐れず質問を重ねて相互理解を深める大切さを学びました。本プログラムで得た知見と自分への自信は大きな財産です。ご支援いただいたことに心より感謝し、今後はさらにグローバルな活動へ挑戦するとともに、この経験を将来のキャリア形成に生かして参ります。

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