Scholarships for Studying Abroad
海外留学のための奨学金

児童生徒の創造的思考力を育むクリエイティブ・ラーニングの米国視察研修

令和8(2026)年度支援
研修先:アメリカ 実施部局:教育学部 研修期間:2026年9月4日 ~ 9月16日 13(日間) 参加者数:2(人)

 本プログラムでは、グローバルな視点をもち、STEAM教育やクリエイティブ・ラーニングを実践できる教育人材の育成を目的として、2026年9月4日から16日まで、教育学部生2名を米国カリフォルニア州サクラメントへ派遣しました。
 現地では、本学の大学間交流協定校であるカリフォルニア州立大学サクラメント校を訪問し、大学教員や学生との交流、教育に関する授業の参観、Educational TechnologyやAI活用教育等をめぐる意見交換を行いました。大学での交流では、米国の大学生や教員と直接対話する機会を通じて、教育制度や授業観、ICT活用などについて、日本との共通点や相違点を具体的に捉えることができました。また、Howe Elementary Schoolを訪問し、実際の授業や児童の学習活動を参観するとともに、現地教員との交流を通して、児童の主体性や創造性を引き出す授業づくりや学習環境について理解を深めました。
 さらに、サクラメント市内やサンフランシスコの文化・教育関連施設等を訪問し、芸術、科学技術、歴史、地域社会など、多様な視点から米国の文化や社会について学びました。こうした活動では、学生自身が英語を用いて現地の教員や学生と交流し、日本の教育や大学生活、自身の考えについて説明する場面も多く、異なる文化的背景をもつ人々とコミュニケーションを図る実践的な経験となりました。
 本プログラムを通して、学生は、日本とは異なる教育制度や授業実践、大学文化に直接触れることで、これまで自明と捉えていた日本の学校教育を相対化し、多角的に考える視点を身につけることができました。また、児童生徒の主体性や創造性を尊重する教育実践を目の当たりにしたことで、将来教員としてどのような学習環境を構成し、子どもの学びを支えていくべきかについて考察を深める機会となりました。加えて、英語による交流や異文化環境での生活を経験したことで、英語を単に学ぶ対象ではなく、他者と関わり、互いの考えや文化を理解するための手段として捉える意識も高まりました。今回の海外派遣は、参加学生が今後の大学での学修や教育実習、さらには将来の教職において、国際的な視野をもって教育を捉えるための貴重な経験となりました。

【学生の声①】
この視察研修を通して、私はアメリカと日本の教育の違いを強く感じました。特に印象的だったのは、生徒の授業への向き合い方です。日本では自分の意見を発表することをためらったり、疑問や質問を積極的に投げかける場面が少ないように思います。一方、アメリカの学校では生徒が抵抗なく発言し、教師の話を聞きながら自分の考えを言葉にしようとする姿勢が多く見られました。また、研修前は自分の英語力に不安がありましたが、英語を使い続けることで徐々に耳が慣れ、話すことへの抵抗も薄れていきました。英語力に自信がなくても、積極的に話そうとする姿勢があれば十分にコミュニケーションは取れると実感しました。最後に、研修に参加する際に多少の不安があっても先生方や仲間に相談しながら乗り越えることができると思います。参加を迷っている人には、ぜひ一歩踏み出してほしいです!

【学生の声②】
今回の海外研修を通して、異なる文化や環境の中で、自分から積極的に行動することの大切さを学びました。現地の幼稚園や小学校、サクラメント大学の研究施設を訪問し、海外の教育や研究に触れるだけでなく、現地の先生方と交流する機会も多くありました。初めは英語で話すことに不安がありましたが、完璧な英語でなくても、間違いを恐れず自分から話しかけることで、相手との交流を深められることを実感しました。また、サクラメント大学で授業や研究施設を見学する中で、ICTを活用した学習環境や学生が主体的に学ぶ姿勢に触れ、日本の教育にも取り入れられる工夫があると感じました。これから海外研修に参加する人には、現地でしかできない経験を大切にしてほしいと思います。言葉や文化の違いを理由にためらうのではなく、少しでも興味を持ったことには一歩踏み出して挑戦してみてください。実際に現地で行動することで、日本にいるだけでは気づけなかったことや新たな価値観に触れることができると思います。そうした経験を一つひとつ大切にし、自分自身の視野を広げる機会にしてほしいです!

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