Scholarships for Studying Abroad
海外留学のための奨学金

マレーシア科学大学 グローバル実践プログラム

令和7(2025)年度支援
研修先:マレーシア 実施部局:グローバル化推進センター 研修期間:2026年3月2日~3月13日 12(日間) 参加者数:8(人)

グローバル化が進展する現代社会では、英語力、専門性、教養に加えて、「グローバル対応力」を備えた人材が求められます。本研修は、グローバルな視野を持ち、国内外で活躍できる人材育成を目指し、マレーシア科学大学やINTI College(ペナン)、UniMAP(ペルリス)と連携し、英語研修、企業視察、現地大学学生との交流・ハッカソンによるグループワーク、学生自主企画等の多彩な活動により、グローバル人材としての第一歩を踏み出す機会を提供しました。特にグループワークではプレゼンテーション能力の差(現地学生の「原稿に頼らず、自信を持って話し、聴衆を説得する力」)に圧倒される学生がほとんどであり、英語力の不足により、自分の考えがあっても議論をリードできず、もどかしさを感じる学生が多かったです。この経験は、「より主体的に学びを深める必要性」への認識に直結しました。
 本プログラムは、参加学生にとって「初の海外経験」としてのエントリーポイントとして機能しつつ、同時にコミュニケーション力の未熟さを認識しながら、言語やツールを用いて交流力の向上と自信をもって考えを伝える力をつける機会となりました(以下学生のコメントを抜粋)。

・「英語が完璧でなくても、翻訳アプリを使う等して考えを伝える方法はあり、実際に話すことで分かり合える。意思を伝えようとする姿勢を大切にしたい。」
・「自分の意見を貫いて発表することができなかった。自分の意見を押し殺してしまう癖を直し対等にコミュニケーションを取れるようになりたい。」
・「英語は単なるスキルではなく、国際的な場における一種の『マナー』や責任でもあるのではないかと感じた。」

 マレーシアは、多民族・多言語・多宗教国家であり、英語・マレー語等数か国語で対話を行うマレーシアの学生との交流経験や、経済活動・観光・生活の場であり多文化共生のもとで伝統と文化が息づく世界遺産の町での生活体験、さらに、世界の最先端の産業があり、マレーシアの経済発展を牽引するペナンの産業視察は、学生たちに「日本の常識」を相対化する機会を与え、今後の国際交流の継続、主体的な学びと将来のキャリア形成に向けた強い動機付けとなりました。

【学生の声①】
今回の研修を通して、英語の必要性を強く実感するとともに、マレーシアの発展の勢いや国としての活気を肌で感じることができました。また、現地の人々との交流を通じて、人と関わることの楽しさや大切さを改めて実感し、今後の学びに対する大きな意欲につながりました。
さらに、今回の経験から、自分の英語力にはまだ課題があると感じる一方で、積極的に行動することでコミュニケーションは広がることも学びました。次に海外へ行く機会があれば、この経験を生かし、より自信をもって主体的に行動していきたいと考えています。
また、英語だけでなく、他の分野の学習にもより一層力を入れ、知識や視野を広げることで、より深い理解と多様な価値観を身につけていきたいと思います。

【学生の声②】
研修全体を振り返って、研修前より成長をしたと感じています。まず、異なる文化や価値観を持つ人々と交流する中で、自分の考えを伝えるだけでなく、相手を理解しようとする姿勢が身につきました。英語でのコミュニケーションは不安もあったが、ジェスチャーや表情を交えながら積極的にかかわることで、語学力と共に「伝える力」を伸ばすことができました。また、マレーシアでの生活を通じて、宗教や食文化の違いを尊重しながら行動する柔軟性を養えたことは大きな成長です。さらに、自由行動や日常の場面で、気になったことを調べ、判断し、行動する経験を重ねたことで、これまでよりも行動力を高められました。これらの経験を通じて、自分の視野が広がり、異文化に対して「違いを受け入れる」だけでなく、「違いから学ぶ」という意識となりました。

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