令和7(2025)年度支援
研修先:スペイン 実施部局:工学部 研修期間:2026年2月16日~3月20日 33(日間) 参加者数:3(人)
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バルセロナにて座学・研究・インターンシップによるグローバルアーキテクト養成
約1か月の派遣プログラムに工学部で建築を学ぶ学生3名が参加しました。本学協定校であるスペインのカタルーニャ工科大学(UPC)建築学科にて修士課程講義を受けました。さらにバルセロナ市内の建築設計事務所にてインターンシップに参加しました。実施責任者、現地教員、参加学生による面談を通し、学生の修士研究に関連付けたインターンシップ研修を提示しました。学生は歴史的建造物の修復事業や歴史地区の再活性化事業に携わりました。大学では修士講義やゼミを聴講し現地学生と、講義や研究に関し意見を交換する機会を設けました。さらに実施責任者と現地教員が行う共同研究の一環としてバルセロナ大学が所有する文化財建造物の動的挙動評価実験を行いました。また課外時間を利用し、2026年4月より信州大学で交換留学を行うUPCの学生と交流しました。2019年に始まった同事業は年々規模が大きくなっており、今後はエラスムスムンドゥス修士課程設立やホライゾンヨーロッパ申請など日欧の政府機関と連携した事業へつなげます。
【学生の声①】
スペインのカタルーニャ工科大学(UPC)へ33日間の留学を行いました。私はUPCの伝統的な建築構法を用いた、新規建築物の建築を行う研究グループで作業を行いました。カタルーニャの伝統的な構法である薄いレンガタイルを用いたヴォールトを用いて、バス停と集会所を作るプロジェクトに参加しました。特にバス停の案件では、RC基礎の型枠は大学にあるレーザーカッターと木板をつかって作成する予定で、それらの出力データまでを作成しました。信州大学の建築学科の学生と比べて、より実務的な部分までの知識を学生が持っており、大変刺激を受けました。
他にも、バルセロナパビリオンを復元をされた方のお話を聞く機会や、大学の所持するコンクリート3Dプリンターの稼働の見学など、貴重な体験もさせていただくことができました。
【学生の声②】
私は、普段は前提となっていて気付くことのないような、建築から日常生活に至るまでのさまざまな事柄の成り立ちを再認識することを目的として、このプログラムに参加しました。現地でのインターンシップにおける英語を用いた実務作業は、普段よりも図面を使ったコミュニケーションが重要になり、伝わる図面について考えることができました。施工現場の見学に同行した際には、現地での伝統的な組積造の建物を改修する際のスタンスを学ぶことができました。また、毎日街を歩く中で、おおらかな公共空間の豊かさを強く感じるとともに、日本の都市計画への疑念を感じました。今後の日本での生活を見つめ直す新しい視点を獲得できたと思います。

