令和7(2025)年度支援
研修先:ドイツ 実施部局:人文学部 研修期間:2025年8月29日~9月23日 26(日間) 参加者数:2(人)
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現代ドイツ研修
本プログラムは、人文学部の部局間協定校レーゲンスブルク大学言語コミュニケーションセンターにおいて、ドイツ語圏の歴史と都市文化について知見を深めることを目的とし、実施的なドイツ語を習得しながら、体験的に異文化理解を促すものです。
現地では、同じくレーゲンスブルク大学の協定校である京都府立大学、金沢大学の学生と合流し、各大学の教員とレーゲンスブルク大学の教員が協力しながら、各種プログラムを実施しました。
午前は教室でドイツ語を学んだ後、学習したドイツ語を使い午後のプロジェクトに取り組みました。プロジェクトは、週ごとに異なり、今回の第三週目は「日本の日Japan Tag」プロジェクトが企画されました。現地で調達できるものを工夫して使いながら、ドイツ人学生やその他の国からの留学生に日本語や茶道や書道、折り紙など日本文化の紹介をおこないました。ドイツ語を駆使して日本文化を紹介し、訪れた学生や市民の方と共に学び合うことで、互いの文化や習慣について意見交換をおこないながら、異文化への理解を深めることができました。
プログラム開始時の参加者は、異国での生活になじむことが難しく、消極的な姿勢もみられたが、次第に生活習慣を理解し、ドイツ語での会話を楽しみながら、異文化を積極的に学ぶ姿勢へと変化しました。プログラム終了後は、参加者が各自で探求テーマを設定し、ドイツの首都・ベルリンへ向けて移動しながら、4日間の自由研修をおこないました。この成果については、2025年後期に成果発表会にて報告がおこなわれます。
【参加者の声①】
私は、二年間学んできたドイツ語を実際に現地で触れてみたいという理由でこの研修に参加しました。研修は、特に難しい内容はなく、基本的なドイツ語の対話を中心に学ぶことができました。先生や学生たち、また現地の人と交流するうえで感じたことは、対話の中では文法はあまり意識しなくてもよいということです。私はいつも、どうにか正しいドイツ語を使わなければいけないと思っていたのですが、単語でも、文を断片的に言っても、多少、発音が違っていても、相手はわかってくれるということを実際に感じることができました。正しくドイツ語を使わないと現地の人に嫌な顔をされるのではないか、と不安に思っていたのですが、そのようなことも全くありませんでした。今回の研修を通して、ドイツ語を「話す」ということに対するハードルが研修前より下がったのを感じました。
また、私が生活しながらよく考えたことは、現地の人の人柄です。外国の人は怖い、冷たいというイメージがあったのですが、実際には、私のイメージとは全く違いました。お店に入れば、Halloと声をかけてくれるのが当たり前で、レジでもHalloからTschüssというさよならの挨拶まで欠かさず声をかけてくれます。日本でも、挨拶は大切で、挨拶は基本的には敬語になります。それに対して、ドイツの挨拶は誰に対しても気軽で、フレンドリーな温かさを感じました。ドイツでよく感じていたフレンドリーさは言語によるものなのか、ドイツ人の性格によるものなのか。私は、その両方であるような気がしています。これまで、一か月も外国で過ごした経験がなく「挨拶をきちんとする=礼儀正しい」という考え方をしていました。しかし、挨拶をきちんとする文化であるからといってドイツ人が礼儀正しいかといわれれば、そうともいえないような気がして、私の中で「礼儀正しいってなんだろう」とこれまで当たり前に思っていたことをぼんやり考えるようになりました。
こうした日本では思いつかなかったようなことを考えながら、のんびり街を歩き、建物を見て回ることがとても楽しかったです。日本とは違う作りやデザインの建物が立ち並ぶ街は新鮮で、どこを歩いても映画の中の世界にいるようでわくわくしました。こうした日常は、授業で学ぶことは難しく、実際に現地に行かなければ体験できなかったことだと思うので、今回の研修に参加できてよかったと感じています。
【参加者の声②】
私は、ドイツ語のコミュニケーション能力の向上とドイツの歴史や文化を実際に体験することで、ドイツに対する新たな視点を得ることを目的として、研修に参加しました。聞こえてくる言葉がドイツ語しかない中で、約三週間過ごすことによって、語学力がちょっとずつ上がっていくことを感じました。私自身、ドイツ語を話すことに二の足を踏むことが多くありましたが、海外研修を通じて、話すことに対する抵抗がなくなっていくことを日々、自分の中で実感していました。今、私たちは、インターネットが発達したことによって、色々な情報を簡単に手に入れられるような環境にありますが、実際に自分の目で見て、関わりを持ち、話して、聞かないと見えてこないものや経験がこれほど多くあるということに驚きました。この海外研修に参加できとても良かったと思いました。

