令和7(2025)年度支援
研修先:ベトナム 実施部局:グローバル化推進センター 研修期間:2026年2月23日~3月20日 26(日間) 参加者数:5(人)
Scholarships for Studying Abroad
海外留学のための奨学金
- TOP
- 信州大学生のみなさま
- 海外留学のための奨学金
- 学生の短期海外活動支援(3ヶ月以内)
海外インターンシップ in Vietnam
本プログラムは、海外の実務現場における課題解決型インターンシップを通じて、学生の実践的な力を育成することを目的とした取り組みです。対象は全学部生とし、学生一人ひとりの専門性や関心に応じた柔軟な参加機会を提供しました。2025年12月より事前学習とガイダンスを開始し、ベトナムの協定校であるFPT大学および関連機関との調整を経て、各自の配属先を決定しました。英語でのコミュニケーションに不安を抱える学生もいましたが、現地担当者とのやり取りを通して意思疎通を図る経験を積み、実践に向けた準備を整えていきました。
2026年2月23日から3月20日までの26日間、学生は現地で1週間の英語研修を受けた後、映像制作会社、観光ホテル、広告代理店、IT企業、そしてFPT大学附属小学校など、多様な現場で実務に携わりました。そこでは、専門的な業務と多言語環境という二重の課題に直面しながらも、主体的に工夫を重ねる姿が見られました。例えば、小学校で活動した学生は、言語の壁による授業運営の難しさを経験しつつも、視覚資料やジェスチャー、体験型の活動を取り入れることで、日本文化紹介の授業を成功へと導きました。また、IT企業でマーケティングに携わった学生は、英語での発表に苦戦した経験を契機に、「自分の言葉で伝える」ことの重要性に気づき、最終的には自信を持ってプレゼンテーションを行えるまでに成長しました。
さらに、広告代理店では積極的に社員とのコミュニケーションを図ることで業務理解を深め、映像制作会社では予期せぬトラブルに柔軟に対応しながらチームに貢献するなど、現場ごとに多様な学びが展開されました。ホテルでのインターンシップでは、接客業務と並行して自身の研究テーマである食品ロスに関する調査を実施するなど、専門性を実務に結びつける取り組みも見られました。
こうした経験を通じて、学生たちは英語を単なる試験科目ではなく、人とつながるための実践的なツールとして再認識するとともに、日本とは異なる価値観や働き方に触れることで、多角的な視点を身につけることができました。また、困難や挫折に直面しながらも主体的に行動する中で、異文化環境における協働のあり方を体感し、今後の学びやキャリア形成につながる大きな一歩を踏み出したと言えます。
また、FPT大学のバディー学生との交流機会もあり、学生同士の友好を深めることができ、職場の同僚やバディーの学生とともに、特に休日は、ダナン市内や周辺地域に出て、ベトナムの食やダナンでの観光も楽しむことができ、とても有意義な留学経験となりました。
【学生の声①】
ベトナムに来る前、私の中には「期待」と「不安」という二つの感情が大きく混在していました。未知の国であるベトナムへの強い興味や、新しい経験ができるという期待がある一方で、自身の英語能力に対して大きな不安を抱えていました。実際、研修前に行われた相手校やインターンシップ先との面談では、自分が満足できるように英語を話すことができず、「この研修を本当にやり切ることができるのだろうか」という強い不安を感じていました。
特に、今回のプログラムは単なる語学研修ではなく、異国の地で一人の人間としてどれだけ貢献できるかが問われる、本格的なインターンシップであると感じていました。そのため、参加前には「本当に自分に務まるのだろうか」と何度も迷い、参加を諦めてしまえば自由な二か月間を過ごすこともできたはずだと考えることもありました。
しかし、今振り返ると、このプログラムに参加した決断は間違いなく正しかったと心から感じています。ベトナムでしか出会えなかった人々、価値観、文化、食べ物、そして経験の一つひとつが、自分にとってかけがえのないものとなりました。どの経験も決して無駄ではなく、自分自身の成長につながる大切な時間でした。
また、この経験を通して、「これまで自分がしてきたすべての決断は、その時の自分にとっての最善の選択であった」という気づきを得ることができました。これからの人生においても、困難に直面したり、「あの時こうしていればよかった」と感じる瞬間が訪れるかもしれません。しかし、そのたびに今回の経験を思い出し、自分の選択を信じて前に進んでいきたいと考えています。
今回の研修を通して私が学んだ最も大きなことは、「自らの強い意志を持ち、流れに逆らわずに生きてみる」という姿勢です。この言葉は、今後の人生においても自分を支える大切な指針になると感じています。
【学生の声②】
本研修を通じて、自ら積極的に行動すれば学びの質が変わると気づきました。また、周囲の人との良いコミュニケーションや助けも、自身の学びや幸せに大きく影響すると気づかされました。
これらのことを踏まえて、今後は、様々なことに主体的に取り組むと同時に、周囲との関りを意識的に増やしていきたいです。具体的には、分からないことは質問するなどしてその日中に解決するように心がけ、より深い学びとともに成長していきたいです。

