令和7(2025)年度支援
研修先:台湾 実施部局:グローバル化推進センター 研修期間:2026年2月6日~2月13日 8(日間) 参加者数:6(人)
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地方創生グローカル演習 in 台湾
本プログラムでは、「地方創生」をテーマに、台湾の国立高雄科技大学の学生と日本の高知大学及び龍谷大学、本学の学生が「グローバル」と「ローカル」の視点から、屏東県カンティン地域の地域課題解決に取り組む国際共修型の研修を実施しました。
渡航前の事前学習として、研修校である国立高雄科技大学より提示された事前課題「信州の伝統的な魚の食文化」についてのプレゼン資料を、本学生が2チームに分かれ、担当教員の指導のもとアイディアを出し合い作り上げました。
渡航後の演習として、本プログラムのゴールであるプレゼンテーションに向け、諸活動は日台学生混合の少人数グループに分かれて行われました。
最初の2日間は、地域活性化フィールドワーク及び市街地の探索を行い台湾に慣れ親しみ、研修校の学生教員との交流を育みました。
高知大学及び龍谷大学の学生が合流後の2日間は、台湾と日本における地域活性化の理論と実践についての座学、グループ毎のディスカッションを中心的に取り組み、少子高齢化や人口の都市への一極集中、また国家的な地方創生支援事業等、現在の日本と類似する課題とその対応策について学びました。
続く3日間で実際にカンティン地域に赴いて現地の方から話を伺う実地調査、小学校でのワークショップ等を行いました。主要な産業である水産業のブランド化を目指した地域づくりの中に学生達は飛び込み、現地特有の文化・歴史・教育等を肌で感じながら学びました。
最後の2日間は再び高雄に戻り、グループワークと発表に取り組みました。
プログラム全体を通し、学生にとって、台湾のみならず日本の地方創生における課題解決、未来へ向けた地域づくりについても考える良い機会となりました。また、国籍や言語のみでなく、年齢や社会的な立場が異なる人が集まる場での国際共修に取り組み、学生達は、大学生だからこそできることを考え、英語のみならず中国語をも使用してコミュニケーションを図り、主体的に学ぶことができました。
本プログラムを実施した研修校及び日本の主幹校である高知大学の各教員からも、本学学生の積極的な学びの姿勢に対する評価のコメントが寄せられました。また、本年度も本プログラムでの取組みは台湾のメディアでも取り上げられ、日台学生の共修は現地の方々へ周知されました。今後も、関係校と連携し協同で本プログラムを実施することが期待されています。
【学生の声①】
台湾の学生たちとお互いの国の問題点を挙げたところ、少子高齢化や地方の人材不足など、日本と台湾でほぼ同じような現状が問題視されているということが分かりました。本演習ではそのような問題に対して、政府や自治体による政策ではなく、大学生である自分達だからこそできることを考えるということを目標に活動しました。屏東県での実地調査では、実際に現地で生活している高齢者の方や小学生と交流をしながら、生活しているコミュニティのことや自分達の生活をどのように感じているのかということなどを中心にお話を伺いましたが、その中でその土地が大切にしている文化の継承には多くの課題があることを痛感しました。一見、他国の1つの地域の問題は自分に関係ないようにも思えますが、今回の活動自分が生活している地域の将来について考える良いきっかけになったと感じています。
【学生の声②】
今回は、台湾の国立高雄科技大学の学生が中心となってプログラムを進めてくれました。同年代の学生が自ら行動し活躍している姿を見て、非常に刺激を受けました。また、現地でのコミュニケーションが英語中心であったため、自分の英語力を日本では見られない視点から確認することができ、これからの英語学習に対するモチベーションが上がりました。フィールドワークを通して台湾の地方創生に関する課題や大学生ができるような解決策を考えました。これらの活動は、日本の地方創生に関する課題解決にも大いに役に立つものだと思います。日本の他大学の学生とも交流することができ、通常の大学生活では経験できない、非常に充実した8日間を過ごすことができたと思います。

