令和6(2024)年度支援
研修先:イギリス 実施部局:人文学部 研修期間:2024年8月27日~9月6日 11(日間) 参加者数:3(人)
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信州大学人文学部オックスフォード人文学研修プログラム
2024年度の人文学部オクスフォード研修は、高知県立大学との合同開催となり、当初予定のプログラムに修正を加えつつ、人文学部オリジナルプログラムに沿う形での開催となりました。
8月27日〜9月6日の研修プログラムは当初予定していた授業(Art & Architecture, Religion & History, (English) Literature)にSDGsを加えました。当初の授業の人気が高いだけでなく、SDGsの授業も好評のアンケート結果を得ています。
午前中は、上記のテーマ/科目に関する座学的な英語(だけ)による講義を受講し、午後は、プロジェクトワークを行いました。プロジェクトワークとは、オクスフォード大学の学部/大学院生とともに、各自の興味に基づくテーマで調査を行い、自分の疑問や関心に対するひとつの見識をまとめる学修行程です。特に、オクスフォードに関するテーマが推奨され、実際に生活している社会/空間/交流によって、毎日経験することと結び付けることで、学びに立体的な奥行きや肌感覚での理解を促すものとなりました。
プロジェクトワークを通じて、オクスフォード大学生との交流が深まり、国際的にも高い評価を受ける大学での学び方、将来への展望、学生としての自覚や英国社会や国際社会での立ち位置などについて、大きな刺激を受けることとなりました。信州大学生として日本に戻ってからの学びに、それらがどのように活かせるかは、時間が示すこととなります。日本での大学生活とは全く異なりながらも、大学生という立場を同じくする学生たちのそれぞれのバックグラウンドの違いも含めて、日本では絶対に経験できない貴重な濃密な時間を過ごすことができました。
なお、ホームステイ先では、各自が英語のみで生活することを経験するだけでなく、生活様式や価値観など、文化の多様性を実感することとなりました。特に、ホストファミリーの温かいもてなしには、参加者が皆、大いに心を慰められ、とてもよい交流を持つことができました。
週末の土日(8/31, 9/1, 9/7)はロンドンの大英博物館訪問とオクスフォード内の博物館見学などを行い、見聞を広めました。
【学生の声①】
ずっと行ってみたかったクライストチャーチカレッジの訪問はとても印象に残っています。ダイニングホールのステンドグラスもとてもきれいでした。パンティングは想像以上に難しく、落ちないようにするのに必死でした。
大学に入学する前から留学したいと考えており、今回歴史あるオックスフォードに2週間留学することができて、とても幸せだと感じました。他の信大生や高知県立大学の皆さん、ホストファミリー、CIEオックスフォードのスタッフの方など、たくさんの人に支えられた2週間で、毎日が学びに溢れていました。
【学生の声②】
研修では、英語が上手く伝わらず悔しいと思うことはあっても辛いと感じることはなかったように思います。それは、先生方やコンパニオンの方々、一緒に勉強をする友人、そしてホストファミリーがとても親切に関わってくれていたからであると考えます。そのような良い環境の中で学ぶことができたことは、自らにとってとても良い経験になったと感じています。この研修で得た経験を今後最大限生かすことができるよう努力していきたいです。

