Scholarships for Studying Abroad
海外留学のための奨学金

マレーシア日系企業インターンシップ&UPM リサーチワーク(オンライン・オンサイトハイブリッド型研修)

令和5(2023年度)支援
研修先:マレーシア 実施部局:グローバル化推進センター 研修期間:2023年8月21日~9月16日(26日間) または 2023年8月21日~2023年9月23日 33(日間) 参加者数:5(人)

 事前学習ではUPM学生と共にオンラインを活用したプロジェクト課題に取り組むCOIL(Collaborative Online International Learning)を実施する他に、安全管理講習、健康管理講習の受講を義務付ける。マレーシア日系企業では、現地スタッフをメンターとしてつけることで、業務に加え外国人との協働について体験する。インターンシップ終了後は、UPMの学生寮に宿泊しながらリサーチワークを行う。リサーチワークのテーマは学生個々で考え、リサーチ計画を立てる。帰国後は、振り返りの会や語学能力試験の受験を義務付けている。

 事前学習では、Zoomを活用して、受け入れ企業担当者との打ち合わせやUPM教員によるリサーチワークにおけるテーマ設定・調査手法についての講義を受講した。また、UPM学生と共にZoomを活用したプロジェクト課題に取り組むCOIL(Collaborative Online International Learning)を2週間体験することにより実践英語を身につけた。他に、オンライン安全管理講習や健康管理講習の受講を義務付けた。
 マレーシア日系企業では、現地スタッフをメンターとしてつけることで、業務に加え外国人との協働について体験した。インターンシップ終了後は、UPMの学生寮に宿泊しながら、各自の専門に関連するリサーチワークのテーマを考え、リサーチ計画を立て、実際にインタビューやアンケート、現地調査等を行った。帰国後は、振り返りの会や語学能力試験の受験を義務付けている。
 活動記録として、渡航前には、研修の目的を各自明確にし、目標を設定して目標達成のための計画案を作成させた。渡航中には、異文化理解力・コミュニケーション力の獲得状況やマレーシアの文化、社会情勢、職業体験について日々記録させた。帰国後には、グローバル人材になるためのアクションプランを策定させることで、卒業までの学習目標を設定し実行に移すことを促した。

【学生の声①】
言語の異なる人々とのコミュニケーションの仕方を学ぶことができた。例えば、ボディーランゲージで会話することや、自分の意見をしっかりと主張すること、相手の文化を理解する姿勢など、様々な要素を学ぶことができた。また、帰国してから海外の方とコミュニケーションをとる場へ行ったが、以前よりも容易に話すことができ、成長を感じた。また、英語の勉強に関して行き詰ってしまい、モチベーションが下がっていたが、今回の経験を通して自分に足りない部分が明確になったので大きな収穫を得ることができたと感じた。

【学生の声②】
受け入れ企業の方々の"失敗してもいいから"という言葉のサポートの元、英語を使い普段以上に積極的にコミュニケーションをとることができ、失敗に対する恐怖感もなくなった。しかし、その中でも学生が使う英語と社会人が使う英語には違いがあり、今後は自分の分野における専門用語はもちろん、ボキャブラリーを増やしていく必要があると強く感じた。また、自分の専門分野における職業の視野が広がり、日本だけではなく、どこの国にいても活躍できる人材になりたいと思うことが多くなった。